シラバス情報

授業科目名
経営統計
(英語名)
Business Statistics
科目区分
発展科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCMMS5MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
貝瀬 徹
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
土曜 9:00〜19:30 ・A230
連絡先
kaise@mba.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー/9◎
研究科DP
1◎/3◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
データ解析の基本である統計学の体系を理解し、実際のデータを解析できる能力を養う。特に、1変量のデータに関して正規分布を想定した解析を基本とする。さらに、統計モデルと推定の概念を明確に理解し、推定量の特性から導かれる区間推定および検定についての理解を深める。さらに,回帰分析,分散分析,主成分分析,因子分析についても扱う.ここでは,Excelによる実践的なデータ解析能力を養う。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
Ⅰ講義内容
統計学の基本的な内容とし、演習形式で行う。

Ⅱ授業計画

 1.統計解析の概要
 2.データの整理(度数分布表、ヒストグラム)
 3.データの整理(平均、分散、モード、メジアン、歪度、尖度)
 4.確率の概念、定義、定理
 5.確率変数、確率分布
 6.正規分布
 7.その他の分布
 8.母集団と標本
 9.推定量の概念
10.推定量の性質
11.推定量の特性を示す分布(カイ2乗分布、t分布、F分布)
12.区間推定(正規分布の平均と分散)
13.検定(正規分布の平均と分散)
14.分散分析と回帰分析
15.多変量解析(主成分分析,因子分析)
16.評価(到達度の確認)
教科書
森棟公夫、その他 「統計学 改訂版」 有斐閣
参考文献
蓑谷千凰彦 「統計学」 東京図書
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
アクティブ・ラーニングの内容
ディスカッションを通じたグループワーキングで実践能力を会得する。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準は、社会科学研究科規程に従う。
統計モデルと推定の基本を理解し、解析結果の基本的な解釈ができる者に単位を授与する。この場合、シラバスに記載されている各項目に関する基本理解の到達度および応用能力に合わせSからCまでの成績を与える。なお、成績評価の方法は、平常点20%、レポート30%、定期試験50%を含め総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
ユニバーサルパスポートを用いて対処する。
履修上の注意・履修要件
数学を用いるため、履修者は高校程度の基本を身に付けていることが望ましい。Excelを用いて基本から応用までを学ぶため,経営情報関連に興味があることが望ましい.なお、授業および授業内演習、さらにレポート課題等は積上げによる学習を必要とするため、予習および復習を十分行うこと。

授業は原則として対面方式で実施する予定にしている。ただし、COVID-19の感染状況を鑑みて遠隔方式に切り替える可能性があることから、映像や音声を安定して送受信可能なインターネット環境およびPC・周辺機器を準備しておくこと。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。