教員名 : 福田 直樹
|
授業科目名
管理会計
(英語名)
Management Accounting
科目区分
ー
発展科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCMMS5MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
福田 直樹
所属
社会科学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
原則として授業終了後その場で、あるいはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能にて調整の上実施
連絡先
ユニバーサルパスポートのクラスプロファイルにより問い合わせること
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
2◎
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】本講義の目的は、長期ビジョンや経営戦略を実現するためのマネジメントコントロール(PDCAサイクルを回すことにより、経営管理者が戦略実施を図るプロセス)を理解し、戦略実施のマネジメントやその支援の方法について学ぶことである。
【到達目標】到達目標は、策定された経営戦略を具体化するための経営計画(数値計画・実行計画)を策定できるスキルを持つこと、および、戦略・計画を確実に実行するため、組織としてのマネジメントサイクル(PDCAサイクル)が機能するような仕組み(マネジメント・コントロール・システム)の構築支援また運用支援(進捗管理)ができるようになることの2点である。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:
キーワード:管理会計、マネジメントコントロール、業績管理、非財務指標、コストマネジメント 講義内容・授業計画
Ⅰ 講義内容
本講義においては、戦略実施のためのPDCAサイクルの概要について理解を深めたのち、具体的に中長期経営計画から予算管理にいたるまでの経営計画の立て方について触れる。続いて、バランスト・スコアカードやコストマネジメントなど、計数マネジメントにも利用されているシステムについても学習していく。 Ⅱ 授業計画 1- 2 管理会計とマネジメント・コントロールを戦略実施に役立てる 中期経営計画を策定する 3- 4 管理会計の基礎概念を理解する 組織を構成する 5- 6 短期の利益を計画する 予算を編成する 7- 8 業績を測定する 事業部の業績を管理する 9-10 非財務指標を活用する 11-12 製品開発のコストをマネジメントする 13-14 現場から組織を活性化する 15 総括 16 評価(到達度の確認) ※この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。 教科書
谷武幸『エッセンシャル管理会計(第4版)』中央経済社、2022年。
そのほか、資料を配付する。 参考文献
浅田孝幸・頼誠・鈴木研一・中川優・佐々木郁子『管理会計・入門:戦略経営のためのマネジリアル・アカウンティング(第4版)』有斐閣、2017年。
伊丹敬之・青木康晴『現場が動き出す会計』日本経済新聞社、2016年。 伊藤邦雄監訳『戦略評価の経営学:戦略の実行を支える業績評価と会計システム』ダイヤモンド社、2003年。(Simons, R. L. (2000) Performance Measurement and Control Systems for Implementing Strategy: 1st Edition, Prentice-Hall.) 加登豊・梶原武久『管理会計入門(第2版)』日本経済新聞社、2017年。 國部克彦・大西靖・東田明編『1からの管理会計』中央経済社、2020年。 篠田朝也・藤本康男『中小企業のための管理会計〜理論と実践〜』東京図書出版、2019年。 谷武幸編『エッセンシャル原価計算』中央経済社、2012年。 横田絵理・金子晋也『マネジメント・コントロール』有斐閣、2014年。 Anthony, R. N. and V. Govindarajan (2007) Management Control Systems: 12th Edition, McGraw-Hill. その他、必要に応じて講義中に適宜紹介することがある。 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】原則として、授業に際して指示するテキストまたは講義資料の該当部分を事前に読み、課題に取り組む(30h)。
【復習】原則として、テキストまたは講義資料の該当部分を読み直し、理解の定着を図る(30h)。 アクティブ・ラーニングの内容
この講義ではグループ・ディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規程に従い成績評価の上、単位を付与する。
【成績評価の方法】成績評価の方法は、授業中の発言機会・報告(40%)および定期試験(60%)(16回目に実施)を総合して評価する。 課題・試験結果の開示方法
課題は、原則として、次の授業で解説する。定期試験は、学生の求めに応じて適宜行う。
履修上の注意・履修要件
本講義は、経営戦略、経営組織、および財務会計を履修し、理解していることを前提に進める。なお、原価計算の基礎知識が必要となる回もあるため、受講生によっては谷編(2012)などの原価計算の基礎テキストを通じて、必要となる知識を補完することが重要となる。
実践的教育
該当しない。
備考
本講義は、グループワークを主体として進める予定にしているため、履修人数によっては、授業計画を変更することがある。その場合、変更内容が決まり次第、連絡する。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|