シラバス情報

授業科目名
経営診断実習(製造業)
(英語名)
Business Internship (Manufacturing)
科目区分
応用実践科目
対象学生
社会科学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
KCMMS5MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
顯谷 敏也、秋山 秀一、矢嶋 聡、上山 修一
所属
社会科学研究科

授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
適宜、教員研究室にて(要予約)
連絡先
ユニバーサルパスポートのクラスプロファイルにより問い合わせること

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
3◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
中小製造業の経営について、総合的に現状を把握することにより経営改善課題を抽出し、課題解決のための具体的な解決策を策定することを通し、指導・支援・アドバイスできるコンサルティングスキルを修得することを目的とします。具体的な到達目標は以下の3点です。

1.生産現場の現状を的確に調査・分析し、経営改善課題を抽出できること。
2.担当する部門毎に、①現状分析→②問題点構造化→③課題抽出→④課題構造化→⑤具体的解決策検討、という一連のプロセスを理解し、進めることができること。

3.重点部門毎に、検討された解決策について、現状の組織能力、実行力を考慮するとともに、総合的に調整し、実現可能性、効果性の高い総合的な経営改善実行計画を策定できること。
授業のサブタイトル・キーワード
経営診断、製造業、IE・QC手法
講義内容・授業計画
Ⅰ講義内容
本講義は実際に製造業の経営診断を行い、部門別経営課題の発見や解決策を策定します。その結果を診断実習報告書にとりまとめ、実習先企業において報告会を実施します。

Ⅱ授業計画
1.関連資料の収集・分析、診断計画の検討、ヒアリング項目の 検討・抽出等
2.同上、調査票の作成
3.ヒアリング(経営者、部門別)、工場見学、現状把握
4.工場診断(実態調査、IE・QC手法による分析、他)
5.調査データ分析、部門別課題の抽出
6.部門別課題の抽出、診断方針の決定
7.工場診断(実態調査、IE・QC手法による分析、他)
8.重点調査(同上、ヒアリング等)
9.調査データ分析、問題点の構造化と課題の抽出
10.改善の方向性、目標の検討と策定、改善案の検討・立案、全体提案決定(総合調整)
11.診断実習報告書の作成
12.診断実習報告書の作成、報告会の準備
13.報告会、振り返り
教科書
授業中に配布します。
参考文献
授業中に指示します。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
実習先企業や業界動向等の分析、調査結果の分析・とりまとめなど、事前事後の学習が不可欠となる(目安として、各回とも事前・事後で計4時間)。
アクティブ・ラーニングの内容
実習班での討議、現地調査、報告会を行う。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準: 講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規定に従い成績評価の上、単位を付与する。
成績評価の方法: 実習内容の評価(知識・手法の理解度・応用力、調査・分析力、インタビュー力、問題形成力、経営課題の改善立案力、報告書作成力、プレゼンテーション能力、班への貢献度、実習先企業の評価)60%、平常点40%
課題・試験結果の開示方法
課題がある場合実習中に解説します。評価は実習期間終了後にフィードバックします。
履修上の注意・履修要件
実務的な内容を多く含みますので、必ず事前に相談の上履修してください。中小企業診断士登録養成課程の履修生は必ず受講してください。
実践的教育
該当しない
備考
対象企業・実習参加者の予定を勘案しつつ、平日・日曜日を含む日程で実施します。平日の日程は変更になる可能性がありますが、その場合は事前に連絡します。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。