シラバス情報

授業科目名
経営戦略・経営計画策定実習Ⅰ
(英語名)
Business Internship (Planning I)
科目区分
応用実践科目
対象学生
社会科学研究科
学年
2年
ナンバリングコード
KCMMS6MCA3
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
顯谷 敏也、秋山 秀一
所属
特任教授
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/該当なし
オフィスアワー・場所
適宜、教員研究室にて(要予約)
連絡先
ユニバーサルパスポートのクラスプロファイルにより問い合わせること

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
3◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
企業の持続的な成長・発展を支援するため、企業を取り巻く外部環境、内部資源について総合的に分析し、分析の結果として策定された経営戦略により明らかになった戦略課題を解決するための方向と具体策を策定することにより、中小企業の指導・支援・アドバイスができるコンサルティングスキルを修得することが目的です。具体的な到達目標は以下の4点です。

1.経営戦略を策定し、ビジネスモデルを再構築するための的確な分析(外部環境分析、内部資源分析)ができること。
2.外部環境分析、内部資源分析の結果から、論理的プロセスを通して経営戦略・機能別戦略を策定し、戦略課題(経営課題)を抽出できること。
3.戦略課題(経営課題)の解決に向けた具体策を策定できること。
4.経営戦略の実行に向けた中長期の経営計画(利益・資金計画、及び戦略実行アクションプラン)を策定できること。
授業のサブタイトル・キーワード
経営診断、経営戦略、経営計画
講義内容・授業計画
Ⅰ講義内容
本講義は実際に企業の経営診断を行い、経営課題の発見や解決策を策定します。その結果を診断実習報告書にとりまとめ、実習先企業において報告会を実施します。

Ⅱ授業計画
1.関連資料の収集・分析、診断計画の検討、診断重点の仮説設定
2.調査内容の策定、ヒアリング内容検討、調査票作成
3.ヒアリング(経営者、部門別)、実態調査の実施
4.実態調査の実施(各種診断手法による分析)
5.調査データ分析、経営課題の抽出、方向性の検討
6.分析結果まとめ、方向性の検討、重点調査の検討
7.重点調査(各種診断手法による分析)
8.重点調査(同上)
9.調査データ分析、経営戦略の策定、機能別戦略の策定、経営課題の抽出及び構造化
10.経営戦略の解決策、中期経営計画策定(総合調整)
11.診断実習報告書の作成
12.診断実習報告書の作成、報告会の準備
13.報告会、振り返り
教科書
授業中に配布します。
参考文献
授業中に指示します。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
実習先企業や業界動向等の分析、調査結果の分析・とりまとめなど、事前事後の学習が不可欠となる(目安として、各回とも事前・事後で計4時間)。
アクティブ・ラーニングの内容
実習班での討議、現地調査、報告会を行う。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
講義目的・到達目標の到達度に基づき、社会科学研究科規定に従い成績評価の上、単位を付与する。
成績評価の方法
実習内容の評価(インタビュー力、問題形成力、経営戦略立案・計画策定力、報告書作成力、プレゼンテーション能力、班への貢献度、実習先企業の評価)60%、平常点40%
課題・試験結果の開示方法
課題がある場合は実習中に解説し、実習の評価は期間終了後にフィードバックします。
履修上の注意・履修要件
実務的な内容を多く含みますので、必ず事前に相談の上履修してください。中小企業診断士登録養成課程の履修生は必ず受講してください。

実践的教育
該当しない
備考
対象企業・実習参加者の予定を勘案しつつ、平日・日曜日を含む日程で実施します。平日の日程は変更になる可能性がありますが、その場合は事前に連絡します。

英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。