シラバス情報

授業科目名
コミュニケーション論
(英語名)
Human Communication
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
看護学部
学年
1年
ナンバリングコード
ANNBN1MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
池田 雅則
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標17
オフィスアワー・場所
随時(要アポイントメント)、6階研究室にて
連絡先
masanori_ikeda@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3〇/7〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】わたしたちが生涯向き合うことになる、他者との、自分自身との「コミュニケーション」。専門関連科目Ⅰ「コミュニケーション論」の講義目的は、理論的把握と実践を通して、わたしたちのコミュニケーション経験を前向きにとらえ直すことである。
【到達目標】コミュニケーションに関わる理論への理解に基づき表現ができること、積極的・協同的に実践に参加できるようになることである。

授業のサブタイトル・キーワード
自身のコミュニケーションを振り返る、見直す
コミュニケーション理論、コミュニケーション実践
講義内容・授業計画
【講義内容】
第1部では、いくつかのコミュニケーションの理論について説明し、これまでのコミュニケーション経験を客観的にとらえ直す機会を提供する。第2部では、第1部での理解を前提として、具体的にコミュニケーション実践を行なう。

【授業計画】
1 ガイダンス・オリエンテーション
〈第1部 講義〉コミュニケーションの理論
2 コミュニケーションの構造と手段 表現の記号化
3 現代のコミュニケーションの特徴 社会の情報化
4 演じるわたし 関係性の中での自身の演じ分け
5 もの語るわたしとその変化 自身のストーリーの構築
6 コミュニケーションのはじまり 乳幼児の社会性
 7 第1部で取り上げた内容の確認
〈第2部 演習〉コミュニケーションの実践
 8 言語以外のコミュニケーション 記号の多様性
 9 自他ともに重んじる表現 アサーション
 10 コミュニケーショントラブルの当事者にならないために(ゲストスピーカー)
 11 情報をわかりやすく伝える 説明の練習
 12 多様な情報を正しくまとめる 情報に優先順位をつける
 13 「分かり合うための言語コミュニケーション」 講義(ゲストスピーカー)
 14 「分かり合うための言語コミュニケーション」 演習(ゲストスピーカー)
 15 授業のまとめと振り返り

【PCの使用】
講義時間中にユニバーサルパスポートにアクセスする機会を設ける場合がある。

【生成系AIの使用】
レポート作成において、教員が認める限られた範囲において生成系AIの使用を認める。教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は、従来からの剽窃・コピーアンドペーストと同様に不正行為とみなし、単位を認定しない。
教科書
プリント資料を配付(参照を要する文献は多岐に渡るため、授業中にその都度指示する)
参考文献
授業中に適宜紹介する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
課題提出のために毎回1時間程度の事前・事後学習を要します(15時間)。
授業内容の確認への準備のために30時間程度の復習を要します。
最終レポートの提出のために15時間程度の作業時間を要します。
アクティブ・ラーニングの内容
4人程度のグループに分け、グループ単位での演習や発表を実施する。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
コミュニケーションに関わる理論への理解に基づき表現ができている、また積極的・協同的に実践に参加できている者については、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
各回の演習への参加と小課題の提出:20%、理論への理解:40%、最終課題(レポート):40%
課題・試験結果の開示方法
小課題や理論への理解については講義内でフィードバックする。
最終レポートについては、全体的な講評をユニバーサルパスポートを通して示す。
履修上の注意・履修要件
・小課題の提出及び演習への参加確認をもって出席とみなす。
・グループワークやセッションの時間を確保する。特に第2部は参加型の授業となる。
・他の科目や実習等との兼ね合いで補講が設定されるので、日程の確認に注意すること。

実践的教育
該当しない
備考
受講生の興味関心に応じて、授業内容の一部を変更する場合がある。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。