シラバス情報

授業科目名
発達と心理
(英語名)
Developmental psychology
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
看護学部
学年
1年
ナンバリングコード
ANNBN1MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
古川 惠美
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標17
オフィスアワー・場所
随時(要アポイントメント)
連絡先
emi_furukawa@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
看護学を学ぶ上で、人が生まれてから死ぬまでに経験するさまざまな変化を発達の視点から考えることは重要である。本講義では胎児期から、乳児期、幼児期、児童期、青年期までを中心にしながら、老年期までの発達段階をおい、時間の経過とともに質的および量的に変化していく発達的特徴を理解し説明できるようになる。また子育て、教育、自身の生き方等を考える機会とし、看護の臨床現場で応用できるよう具体的事例を通して諸課題を認識・理解する。
【到達目標】
人間の生涯発達に関する基本的な考え方について説明できるようになること、臨床現場において発達段階に応じた援助方法があることを説明できる。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:発達心理学
キーワード:身体の発達、感覚と運動の発達、認知機能の発達、社会性の発達
講義内容・授業計画
【授業計画】
〈発達心理学の基礎〉
第1回 発達とは何か、発達課題の考え方を学ぶ
第2回 発達の生物学的基礎

〈出生前後〜児童期までの発達〉
第3回 感覚と運動の発達
第4回 アタッチメントの発達
第5回 認知の発達
第6回 社会性の発達
第7回 感情と自己の発達
第8回 遊びと対人関係の発達
第9回 言葉と思考をめぐる発達
第10回 医療的ケア児と学校生活

〈青年期以降の発達と非定型発達〉
第10回  青年期の発達
第11回   成人期の発達
第12回   老年期の発達
第13回   神経発達症
第14回   発達と環境(メディアや文化の影響)
第15回   まとめと評価(到達度の確認)

【PCの使用】 プレゼン資料の作成等のためにPCを使用する。

【生成系AIの使用】 レポート作成において、教員が認める限られた範囲において生成系AIの使用を認める。教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は、従来からの剽窃・コピーアンドペーストと同様に不正行為とみなし、単位を認定しない。

教科書
下山晴彦・佐藤隆夫・本郷一夫(監修)、林創(編著):発達心理学(ミネルヴァ書房)ISBN    9784623086221
参考文献
適宜紹介する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み(30h)
【復習】講義・演習内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(30h)




アクティブ・ラーニングの内容
演習(3回)。10人程度のグループに分けたディスカッションと発表を予定。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・到達目標に記載する到達度に応じてSからCまで成績を与える。

【成績評価の方法】
レポート・小テスト50%、授業内確認テストを基準として、積極的な質問等の受講態度を含めて総合的に評価する。
小テストは、原則次の講義内で解説する。
レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。
授業内確認テストは、全体的な講評や模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。

課題・試験結果の開示方法
小テストは、原則次の講義内で解説する。
レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。
授業内確認テストは、全体的な講評や模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。

履修上の注意・履修要件
・授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。

実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。