シラバス情報

授業科目名
グローバルヘルス
(英語名)
Global Health
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
看護学部
学年
1年
ナンバリングコード
ANNBN1MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
神原 咲子、ムゼンボ バシルア アンドレ
所属
非常勤講師
地域ケア開発研究所
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標6/目標11/目標17
オフィスアワー・場所
授業後30分・非常勤講師控室
連絡先
s-kanbara@kobe-ccn.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/7◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
①    日本を含めた世界の健康課題について、その要因となる社会構造をグローバルな視座から理解し、それに対処する戦略を考えること。
②    グローバル市民として、また看護職として、自らが果たすグローバルヘルスへの貢献について具体的に考えること。
【到達目標】
①    グローバルヘルスの概念や現状・未来の課題それを支える看護の役割について説明できる。
② 異文化理解や文化的感受性を基盤とした看護とはどのようなものかを説明できる。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:グローバルな健康不平等と未来の看護師の役割
キーワード: グローバルヘルス、国際保健、プラネタリーヘルス、国際看護
講義内容・授業計画
【講義内容】
グローバルヘルスにおける様々な課題について、背景にある要因や課題への戦略的なアプローチについて体系的に考える。
また、グローバル市民としての異文化コンピテンシー、コミュニケーションの習得についても学ぶ。

【授業計画】
1. 地球、その上に住む人々の健康(神原)
2. グロ—バルヘルス、国際保健の変遷からプラネタリーヘルスまで(神原)
3.  人々の健康とそれを取り巻くグローバル課題とSDGs①(国内事例)(神原)
4.人々の健康とそれを取り巻くグローバル課題とSDGs②(国内事例)(神原)
5.人間の安全保障、健康の不平等、人中心の統合的ヘルスケア①(神原)
6.人間の安全保障、健康の不平等、人中心の統合的ヘルスケア②(神原)
7. グローバルコミュニティヘルス①(プライマリヘルスケア、ソーシャルイノベーション)(神原)
8. グローバルコミュニティヘルス②(プライマリヘルスケア、ソーシャルイノベーション)(神原)
9.プラネタリーヘルスと健康危機①(トピックス演習)(ムセンボ)
10.プラネタリーヘルスと健康危機② (トピックス演習)(ムセンボ)
11.異文化コンピテンシー、コミュニケーション(神原)
12.異文化コンピテンシー、コミュニケーション(ムセンボ)
13.グローバルな健康危機と対策① (トピックス演習)(ムセンボ)
14.グローバルな健康危機と対策② (トピックス演習)(ムセンボ)
15.まとめ (神原)

生成系AI の利用については教員の指示に従うこと。課題レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AI を使用しても良い。
しかし、生成系AI の出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。
教科書
授業内にて指示する。
参考文献
授業内にて指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】 必要に応じて1h程度
【復習】 必要に応じて1h
アクティブ・ラーニングの内容
課題別の事前学習、グループワーク、ディスカッションを通して新たな知見得たり解決方法・対策を考案します。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
グローバルヘルスの概念とそれを支える看護・地球市民の役割について説明できる学生 については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判 断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90 点以上),A(80 点以上),B(70 点以上),C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与します。
【成績評価の方法】
成績の 評価の配分は、グループワークへの取り組み 30%、最終レポート 70%、とします。
課題・試験結果の開示方法
グループワークの成果は講義の中で紹介しながら講評する。最終レポートについてはコメントを付して返す。
履修上の注意・履修要件
予習・本講義・復習を合わせたグループワークによる成果物として評価します。
実践的教育
20年以上の国内外でのフィールドワークから健康危機研究教育、実践経験もつ教員が,実体験や研究成果を活かして講義を行うため該当する。
備考
非常勤講師の都合により、授業計画の順番を変更する可能性があります。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。