シラバス情報

授業科目名
体力科学論
(英語名)
Health Fitness and Exercise Science
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
看護学部
学年
2年
ナンバリングコード
ANNBN2MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
柴田 真志
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
授業終了後・教員研究室
連絡先
masashi_shibata@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2◎/3◎
研究科DP
全学DP
1-2◎/2-1◎/4-2◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
看護学部専門関連科目である『体力科学論』では、現代社会における運動不足(不活動)と生活習慣病の関連について様々なエビデンスを示しながら解説します。また、生活習慣病予防に関する体力科学・運動生理学的知見や身体活動の重要性について学びます。実際の運動実践による傷害からの復帰トレーニングや体力指標である最大酸素摂取量の推定についての演習も行います。
到達目標は,他者に健康的な生活を送る上で運動実践や体力がいかに重要かということを根拠を持って説明できる.つまりこれは,運動や体力に関わる保健指導ができるようになるということです.
授業のサブタイトル・キーワード
運動あるいは身体不活動が及ぼす生体適応の生理学
キーワード:fitness
講義内容・授業計画
第 1回 運動疫学の基礎(テキスト第4章)
第 2回 脂肪細胞と健康の関連(テキスト第8章1)
第 3回 科学的根拠に基づく減量(テキスト第8章2)
第 4回 食生活と健康の関連(テキスト第8章3)
第 5回 健康づくり運動の基礎(テキスト第6章1・2)
第 6回 循環器への運動効果(テキスト第6章3)
第 7回 骨格筋レジスタンス運動の効果(テキスト第6章4と9章)
第 8回 中高年期の健康づくり運動(テキスト第9章)
第 9回 妊娠期の健康づくり運動(テキスト第8章5)
第10回 成長期の健康づくり運動(テキスト第7章)
第11回 運動と睡眠覚醒周期・サーカディアンリズム(テキスト第11章)
第12回 運動トレーニングの実際(テキスト第10章)
第13回 運動傷害予防および傷害から復帰に向けたトレーニングの実際(テキスト第10章)
第14回 運動とメンタルヘルス(テキスト第12章)
第15回 行動変容ステージモデル、まとめ(テキスト第13章)
※期間内に運動負荷と心拍数の関連についての測定演習があります
教科書
健康づくりのための運動の科学(化学同人)(大学生協等で購入)
参考文献
ストレングストレーニング&コンディショニング(ブックハウスHD) 明石学術情報館にあり
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
予習:授業に際し指示するテキスト部分の事前読み込み(4h)
復習:講義内容の理解を深め定着させるため,授業内小課題についての復習(4h)
アクティブ・ラーニングの内容
毎回の授業内容について3-4名でグループディスカッションを行います.
成績評価の基準・方法

講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じて,S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価の上,単位を付与します。

授業内課題(60%)・演習課題(10%)および授業内確認テスト(30%)の成績により評価します。
課題・試験結果の開示方法
授業内課題は毎回の講義中に指示します.提出された授業内課題は担当教員が採点し返却します.原則,次の授業内で課題について解説します.「運動負荷と心拍数の関係」の演習課題は初回の授業でその内容を説明し,各自データを取得後,その生理学的背景や臨床応用について解説します.また,授業内確認テストの詳細は授業内で指示します.
履修上の注意・履修要件
本授業科目は、看護学部においては専門関連科目Ⅰ(選択必修)となります。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。