教員名 : 紀平 知樹
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授業科目名
総合ゼミ
(英語名)
Synthetic Seminar
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
ー
対象学生
看護学部
学年
4年
ナンバリングコード
ANNBN4MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
紀平 知樹
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標16
オフィスアワー・場所
水曜日13:00〜14:00・ 研究室
事前にアポイントメントを取るようにしてください。 連絡先
ユニバーサルパスポートの本科目のクラスプロファイルのQ&Aから問い合わせてください。
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2◎/3◎
研究科DP
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全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
科学技術の発達により、人間は様々なことを可能にしてきました。当初は人間以外のものに向けられていたそうした科学技術は、現代では人間自身に向けられるようになっています。そのことによって、それまでは治らなかった疾患が治るようになったり、自分の望む容姿や身体能力を手に入れることが可能になってきています。
ここでエンハンスメントとは、「科学技術の力を用いて何か(特に人間)を増強する」ような医学的介入のことを意味します。そうした増強は、従来の人間観を変えるほどにまで力を持っている可能性があります。そこでそうした増強はどこまで認められるのかということを、このゼミでは考えていきます。 到達目標
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:医療技術による人間への介入はどこまで許されるか?
キーワード:エンハンスメント、治療、健康増進、ドーピング、遺伝子操作 講義内容・授業計画
生成系AIの利用: 生成系 AI の利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。利用にあたっては出力された情報のもととなる情報を確認し、その出典を明示すること。 教科書
佐藤岳詩. (2021). 心とからだの倫理学 エンハンスメントから考える. 筑摩書房.
参考文献
マイケル・サンデル(2010). 完全な人間を目指さなくてもよい理由ー遺伝子操作とエンハンスメントの倫理. ナカニシヤ出版, 2010.
生命環境倫理ドイツ情報センター. (2007). エンハンスメントーバイオテクノロジーによる人間改造と倫理. 知泉書館 その他適宜紹介します。 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習:テキストの該当箇所を読み、自分の考えをまとめる(15h)、プレゼンテーション準備(15h)
事後学習:授業資料や授業でのディスカッションを振り返り批判的観点を考える(15h) アクティブ・ラーニングの内容
プレゼンテーション、ディスカッション
成績評価の基準・方法
エンハンスメントについて説明でき、その倫理的問題を挙げ、その問題に対して何らかの結論を倫理的に導き出すことができるものについては、到達目標の達成度に応じてS(90 点以上), A(80 点以上), B(70 点以上), C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
成績評価の方法 毎回のミニッツペーパー(30%)、プレゼンテーション(30%)、期末レポート(40%)で評価します。 課題・試験結果の開示方法
発表資料については授業内でコメントします。レポートはコメントをつけて返します。
履修上の注意・履修要件
特になし
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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