教員名 : 片山 貴文
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授業科目名
総合ゼミ
(英語名)
Synthetic Seminar
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
−
対象学生
看護学部
学年
4年
ナンバリングコード
ANNBN4MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
片山 貴文
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
木曜日・明石5F研究室
連絡先
takafumi_katayama@cnas.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
8◎/2〇/6〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
住民や患者さんの生活習慣を変えること、相手の行動を変えることは、簡単ではありません。この総合ゼミでは、行動経済学をはじめとして、ナッジ理論、ロジカルシンキング(論理的思考)、分析的思考、ラテラルシンキング(水平思考)といった様々な考え方を学び、問題解決に応用することを講義目的としています。具体的な事例に対して、調査・発表・議論を通じて相手の行動を変えるための提案をする力、問題の解決に最適な思考法を選択する力を身につけることを到達目的としています。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル: 論理的思考、分析的思考、水平思考などの様々な思考法を身につける総合ゼミ
キーワード: 住民、保健師、生活習慣、行動変容、問題解決の思考、ディスカッション 講義内容・授業計画
Ⅰ 講義内容
講義とテキストで基礎知識をつけます。事例についてはグループで調査し、発表や議論を通じて知識や問題解決の思考を深めます。 Ⅱ 授業計画 1. 行動経済学とは? 人々の行動原理を考える 2. お金で人の行動はコントロールできる? 無料と割引の効果、有償か無償か 3. 自由に選択できる場合、選択が限られる場合、人の行動は変わるか? 4. 芸能人が血液クレンジングをする理由は? 安い価格とプレミアム価格 5. ダイエットの誓いを立てると効果的か? 誓約書、自己宣言の効果 6. ラテラルシンキングとは? 問題解決の方法を考える 7. 運動習慣のない人が運動を始めるには? 8. メタボ予防対策として健康に良い料理を広めるには? 9. 高血圧の予防として効果的な減塩対策をすすめるには? 10.がん検診に興味のない人が検診を受けに来るようにするには? 11.情報・お金を提供すれば行動は変わる?貧困地域での対策を考える 12.自立できる支援と自立できない支援。障がい者・高齢者・貧困者の支援 13.危険薬物の対策。罰則を強化する以外に方法はあるか? 14.家庭や職場における喫煙対策。分煙と禁煙? 15.住民・患者から苦情を言われた。相手への対処と自己のストレスの対処は? ※ パソコンの利用: 予定なし(ただし、議論の際に資料の調査などで必要に応じて利用、スマートフォンで代替可能) ※ 生成系AI の利用: 生成系AI の利用については教員の指示に従うこと。生成系AI による出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AI による出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
なし (講義後に振り返りのために資料を配布)
参考文献
なし
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】興味のあるテーマなどについて事前に調査(15h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために授業資料を読み直し(5h)、興味のあるテーマなどについて事後に調査(15h) アクティブ・ラーニングの内容
ゼミ形式で実施する。毎回、提示されたテーマに沿って、相互にディスカッションする時間を設ける
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
具体的な事例に対して、調査・発表・議論を通じて相手の行動を変えるための提案をする力、問題の解決に最適な思考法を選択する力に対し、到達度に応じてS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価を実施し、単位を付与する。 【成績評価の方法】 1.ゼミで取り上げた課題のテーマ(20%)、2.ディスカッションの内容(20%)、3.提出されたレポート(独創性、論理的構成、表現力、引用 60%)を基準として、ゼミでの参加状況を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
全体的な講評について、ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。
履修上の注意・履修要件
十分な予習(事前調査)・復習(まとめ)をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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