シラバス情報

授業科目名
疾病論(小児科学)
(英語名)
Clinical Medicine (Pediatrics)
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
看護学部
学年
カリキュラムにより異なります。
ナンバリングコード
ANNBN2MCA1
単位数
1.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
田中 亮二郎、長谷川 大一郎、中岸 保夫、小川 禎治、丸山 あずさ
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
講義前後・講義室
連絡先
学務課→非常勤講師

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/5◎/4〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
小児科学を学ぶ上で、疾病を病態生理の視点から考えることは重要である。本講義では、病態生理の観点から、こどもの病的状態を判断するポイントとその考え方を的確に述べることを目的とする。
【到達目標】
それぞれの病的状態への対応の基本的な方針および考え方を説明する。

授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル: 小児疾病の病態生理を説明する。
キーワード: 小児疾患
講義内容・授業計画
【講義内容】
こどもの生理的な特徴とそれぞれの疾患の病態生理を理解できるように説明し、さらに主要な個々の小児疾患の臨床像と看護上の問題点について講述する。

【授業計画】
1.総論、染色体異常・胎内環境により発症する先天異常 田中亮二郎 担当) 第1回
2.事故/外傷、小児救急疾患(症例を提示する)(田中亮二郎 担当) 第1回
3.遺伝性疾患・先天性代謝異常症 (長谷川大一郎 担当) 第2,3回
4.血液疾患および悪性疾患(長谷川大一郎 担当) 第2,3回
5.小児の消化器疾患・腎疾患・内分泌疾患(長谷川大一郎 担当) 第2,3回 
6.感染症総論:予防接種とその諸問題(中岸保夫 担当) 第4,5回
7.小児の細菌感染症の各論と小児のウイルス感染症の各論(症例を提示する)(中岸保夫 担当) 第4,5回
8.アレルギー・リウマチ疾患 (症例を提示する)(中岸保夫 担当) 第4,5回
9.呼吸器疾患(中岸保夫 担当) 第4,5回
10.先天性心疾患などの循環器疾患(小川禎治 担当) 第6,7回 
11.新生児疾患 (小川禎治 担当) 第6,7回 
12.神経系疾患・発達障害(症例を提示する)(丸山あずさ 担当) 第8回

定期試験
すべての授業が終了したのちに実施する。(田中、長谷川、丸山、中岸、小川担当)

またこの授業においては生成AI の利用を予定していないが、学生が利用
する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。

教科書
系統看護学講座 専門分野 小児看護学[2]
小児臨床看護各論(医学書院)
参考文献
適宜 各授業時に通達する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト教材の部分を事前に読み込む(2時間)。
【復習】講義内容の理解を深め定借させるために講義プリントを読み直す(1時間)。

アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
到達度に基づき、S(90 点以上),A(80 点以上),B(70 点以上),C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
定期試験を基準として、受講態度(積極的な質問など)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
全体的な講評や模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。
履修上の注意・履修要件
履修にあたっては、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
兵庫県立こども病院の医師が教員として実務に関連した内容の授業を行う。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。