成人看護概論｜シラバス情報

授業科目名

成人看護概論

(英語名)

Introduction to adult nursing

科目区分

専門教育科目

ー

対象学生

看護学部

学年

2年

ﾅﾝﾊﾞﾘﾝｸﾞｺｰﾄﾞ

ANNBN2MCA1

単位数

1.0単位

ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の？から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。

授業の形態

講義 (Lecture)

開講時期

2024年度前期

担当教員

森菊子、片岡千明

所属

看護学部

授業での使用言語

日本語

関連するＳＤＧｓ目標

目標3

ｵﾌｨｽｱﾜｰ・場所

（森）火曜日・昼休み・教員研究室
(片岡)火曜日・昼休み・教員研究室

連絡先

クロスプロファイルにより問い合わせること。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標

二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。

学部DP

3◎／4◎

研究科DP

ー

全学DP

ー

教職課程の学修目標

ー

講義目的・到達目標

【講義目的】
　本講義では、成人期にある人の健康課題を理解した上で、急性期看護、慢性期看護の特徴について学ぶ。また急性期、慢性期にある患者への看護実践で用いられる危機理論やセルフケア不足看護理論、リハビリテーションの概念について事例を通して学ぶ。
【到達目標】
・慢性期看護の特徴を説明することができる。
・成人期にある人のセルフケアを育む理論について説明することができる。
・急性期の看護の特徴を説明することができる
・リハビリテーションの概念に基づき看護援助を説明することができる

授業のサブタイトル・キーワード

サブタイトル：成人期にある人への看護支援
キーワード：慢性看護、急性看護、セルフケア、リハビリテーション

講義内容・授業計画

【講義内容】
　成人期にある人々の健康課題について講義を行う。また、急性期看護、慢性期看護の特徴や看護実践で用いられる理論や概念の講義を行う。理論や概念の理解は具体的な事例を通して学ぶ。
【授業計画】
当授業は実践的教育に該当する。
１．成人期に特徴的な健康問題、慢性期にある人の特徴と慢性病とともに生きる人の理解（テキスト①第１章）（森菊子）
２．急性期にある人の特徴と看護（危機状況にある人の看護）（テキスト②第1部、③第Ⅲ章）（片岡千明）
３．生命、健康、安寧を維持していくためのセルフケア（配布資料）（森菊子）
４．リハビリテーションの概念と看護　（配布資料）（片岡千明）
５．ストーマ造設患者の理解と看護援助（演習）（テキスト①第Ⅲ章③、テキスト②第2部第Ⅶ章11）（片岡千明）
６．乳房切除術をうけた患者の理解と看護援助　（テキスト②第2部第Ⅶ章9）（片岡千明）
７．呼吸機能障害（慢性閉塞性肺疾患）のある患者の理解と看護援助（テキスト①第Ⅲ-１）（森菊子）
８．呼吸困難緩和のための看護援助（テキスト①第Ⅲ-１）（森菊子）

この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。

教科書

①宮脇郁子　他編著：看護実践のための根拠がわかる　成人看護技術　慢性看護,メジカルフレンド社（生協等で購入する）
②林直子，佐藤まゆみ編：看護学テキストNice成人看護学　急性期Ⅰ‐概論・周術期看護　改訂第4版，南江堂，2023（生協等で購入する）
③山勢博彰，山勢善江編：看護実践のための根拠がわかる　成人看護技術—急性・クリティカル看護　第2版，メディカルフレンド社，2015（生協等で購入する）
＊①は3回生前期：成人健康看護論(慢性)において、②、③は2回生後期：成人健康看護論（急性）で使用します.
　毎回の講義においてプリントも配布する。

参考文献

適宜教員が提示する。

事前・事後学習（予習・復習）の内容・時間の目安

【予習】講義に際して提示するテキストの事前読み込み（全講義期間トータル11h程度）、演習の準備（2h程度）
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・プリントを読み返す（全講義期間トータル11h程度）、レポート作成（2回：6h）

アクティブ・ラーニングの内容

演習においては、演習を通して学んだことについて、意見交換を行う。

成績評価の基準・方法

１）成績評価の基準
　　急性期、慢性期の看護の特徴と看護を実践する上での理論や概念を理解できる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力（知識・技能、思考力、判断力、表現力等）の到達度に基づき、S（90点以上）、A（80点以上）、Ｂ（70点以上）、C（60点以上）による成績評価のうえ、単位を付与する。
２）成績評価の方法
　　試験(60%)、レポート（40%）

課題・試験結果の開示方法

毎回の講義で提出してもらう学び、質問に関し、次の講義において紹介したり、質問に回答する。
レポートに関してはコメントを返す。

履修上の注意・履修要件

・授業に関する連絡をすることがあるのでユニバーサルパスポートの掲示や連絡に注意すること
・授業中に指示した課題、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。

実践的教育

看護師免許を有する教員が、臨床現場の実例を挙げながら成人看護で用いられる概念について講義を行うため実践的教育に該当する。

備考

英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。