養護概説

School Health Nursing

専門教育科目

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看護学部

3年

ANNBN3MCA1

2.0単位

講義 (Lecture)

2024年度前期

古川 惠美

看護学部

日本語

目標3／目標4

古川研究室（５F）
事前にアポイントメントをとってください

emi_furukawa@cnas.u-hyogo.ac.jp

5◎／2〇／6〇

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【講義目的】
養護教諭の職務を科学的根拠に基づいた養護活動の実践や法的根拠という視点から考えることは重要である。
本講義では学校保健における養護教諭の役割と職務の基礎を修得し、自身の養護教諭観を構築する。

【到達目標】
養護教諭の役割について理解することができ、養護教諭の職務内容や、法的根拠について説明することができる。
子どもの心身の健康課題を解決するための知識や技能を身に付けるために、自身の養護教諭観について考え、それを説明することができる。

授業のサブタイトル：学校における養護活動
キーワード：養護、養護の理念、保健室経営、保健管理

【講義内容】
　本講義では最初に養護活動の基礎理論を修得し、保健室経営計画を作成したり、保健指導や健康観察の事例検討などを実施する。

【授業計画】
第１回 養護概説の意義と養護教諭の職務
第２回 児童生徒の健康実態と学校保健計画・学校安全計画
第３回 保健室経営計画
第４回 演習：保健室経営計画の作成に関するグループワーク（プリント配布）
第５回 学校における健康観察
第６回 演習：学校で行われる健康診断に関するグループワーク（プリント配布）
第７回 学校における健康相談・保健指導
第８回 学校における疾病管理・救急処置
第９回 学校における健康教育（保健学習・保健指導）
第10回 演習：特別支援教育に関するグループワーク（プリント配布）
第11回 演習：保健指導に関するグループワーク（指導案作成）
第12回 保健指導発表とディスカッション
第13回 学校組織活動と連携
第14回 保健だより作成に関する課題
第15回 模擬事例発表、まとめと評価（到達度の確認）

【PCの使用】 プレゼン資料の作成のためにPCを使用する。

【生成系AIの使用】 レポート作成において、教員が認める限られた範囲において生成系AIの使用を認める。教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は、従来からの剽窃・コピーアンドペーストと同様に不正行為とみなし、単位を認定しない。

適宜紹介します。

適宜紹介します。

【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み（15h）、プレゼンテーションの準備（5h）
【復習】レポート作成（5回、15h）、講義・演習内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し（15h）

演習やディスカッションを予定（5回）。また、3人程度のグループに分け、グループ単位でのプレゼンを予定。

【成績評価の基準】
養護概説の意義と目的を理解し、健康課題の現状を理解し分析ができる者に単位を授与する。
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまで成績を与える。
【成績評価の方法】
レポート・小テスト50％、定期試験50％を基準として、積極的な質問等の受講態度を含めて総合的に評価する。

小テストは、原則次の講義内で解説する。
レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。
定期試験は、全体的な講評や模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。

・履修にあたっては「学校保健」の単位修得済みを前提とします。学校保健の内容を復習してから授業に臨んでください。
・授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席してください。
・次年度に養護実習を予定している学生は必ず受講すること。

養護教諭経験のある教員が、実務経験に基づいた講義を行うことから、実践的教育に該当する。

本講義は、「養護に関する科目」です。
養護教諭の職務や役割に関する知識や技能を基に学校保健活動における実践力を育成します。積極的な活動を期待しています。