シラバス情報

授業科目名
教育課程論 (2019年度入学〜対応)
(英語名)
Curriculum and instruction (2019年度入学〜対応)
科目区分
教職課程科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991TCA1
単位数
1.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
池田 雅則
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
授業終了後、講義室にて
連絡先
masanori_ikeda@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1◎
教職課程の学修目標
目標2:教え、寄り添う力

講義目的・到達目標
【講義目的】
学習指導要領を基準として各学校において編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラム・マネジメントを行うことの意義を理解することをテーマとする。
【到達目標】
教育課程に関する理論をふまえて、実践的な指導計画を作成できる。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:授業計画を作る一般理論
キーワード:学習指導要領、学力、カリキュラムマネジメント
講義内容・授業計画
【講義内容】
・学校教育において教育課程が有する役割・機能・意義
・教育課程編成の基本原理及び学校の教育実践に即した教育課程編成の方法
・学校教育全体のカリキュラムの把握とマネジメント

【授業計画】
第1回:教育課程が社会において果たしている役割や機能
第2回:学習指導要領の性格及び位置付けと教育課程編成の目的
第3回:学習指導要領の改訂の変遷と社会的背景
第4回:教育課程編成の基本原理
第5回:教科・領域を横断して教育内容を選択・配列する方法
第6回:児童生徒や学校・地域の実態を踏まえた長期的な教育課程編成や指導計画
第7回:学習指導要領におけるカリキュラム・マネジメントの意義
第8回:カリキュラム評価の基礎的な考え方

≪教室間遠隔授業の場合≫
・当授業は明石看護キャンパスから播磨理学キャンパスおよび、姫路工学キャンパスもしくは姫路環境人間キャンパスへ配信する授業形態であり、配信側となる明石看護キャンパスの履修者は対面授業となりますが、受信側となる各キャンパスの履修者は遠隔授業となります。
・配信映像の受信方法については、キャンパスごとに異なります。学務課からの指示に従ってください。
・オンライン授業を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi環境)を整えてください。なお、通信環境に不安がある場合は、履修登録前に教員又は学務所管課に相談してください。

【PCの使用】
講義時間中にユニバーサルパスポートにアクセスし、質問等への回答を求めることがあります。

【生成系AIの使用】
レポート作成において、教員が認める限られた範囲において生成系AIの使用を認める。教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は、従来からの剽窃・コピーアンドペーストと同様に不正行為とみなし、単位を認定しない。
教科書
養護教諭免許および栄養教諭免許の取得を目指す受講生:『平成29年度改訂 小学校学習指導要領』文部科学省、2017。
それ以外の受講生(中学校教員を志望):『平成29年度改訂 中学校学習指導要領』文部科学省、2017。
それ以外の受講生(高等学校教員を志望):『平成30年度改訂 高等学校学習指導要領』文部科学省、2018。
各テキストは購入もできますし、文部科学省のHPからダウンロードもできます。
参考文献
授業中に適宜紹介します。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前・事後学習に10時間を要します。
小レポートの実施に5時間を要します。
最終課題の作成に15時間を要します。
アクティブ・ラーニングの内容
毎回出される小レポート・最終課題への取り組みを通して思考し表現する機会を設けます。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
教育課程に関する理論をふまえて、実践的な指導計画を作成できている者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
授業中に実施する小レポート(3分の1)、指導計画立案に関する最終課題(3分の2)
課題・試験結果の開示方法
小レポートについては、代表的な内容を授業中に紹介する。
最終課題については、ユニバーサルパスポートを通して全体的な論評をする。
履修上の注意・履修要件
遠隔授業を受ける上での注意事項をよく理解しておくこと。特に受信側学生はわからないことがあれば、授業後もしくはメールを通して積極的に質問すること。
実践的教育
該当しない
備考
受講生が、授業を通して教員免許取得にふさわしい「教育課程」に関する認識を形成したか、レポートを通して厳密に評価する方針をとる。評価基準は公表する。
兵庫県における特色ある実践例を題材に取り入れる。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。