シラバス情報

授業科目名
特別活動論
(英語名)
Special Activities
科目区分
教職課程科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
カリキュラムにより異なります。
ナンバリングコード
IA9991TCA1
単位数
1.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
池田 雅則
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
授業終了後、講義室にて
連絡先
masanori_ikeda@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1◎/2-2〇/4-1〇
教職課程の学修目標
目標2:教え、寄り添う力

講義目的・到達目標
【講義目的】
学校における様々な構成の集団での活動を通して、課題の発見や解決を行い、よりよい集団や学校生活を目指して様々に行われる活動の総体である特別活動の意義、目的および内容を理解し、指導のあり方を理解することである。
【到達目標】
1)学校教育全体における特別活動の意義の理解して表現できること
2)「人間関係形成」・「社会参画」・「自己実現」の三つの視点や「チームとしての学校」の視点を表現できること
3)学年の違いによる活動の変化、各教科等との往還的な関連、地域住民や他校の教職員と連携した組織的な対応等の特別活動の特質を踏まえた指導に必要な知識や素養を身に付け表現できること
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:特別活動を計画する。
キーワード:学級活動、学校行事、生徒会活動、クラブ活動、学習指導要領
講義内容・授業計画
【講義内容】
1日目には、特別活動の意義、目標及び内容を講義する。
2日目には、特別活動の指導方法と計画について、講義や演習を実施する。

授業計画
第1回:学習指導要領における特別活動の目標及び主な内容
第2回:教育課程における特別活動の位置付けと各教科等との関連
第3回:学級活動・ホームルーム活動の特質
第4回:児童会・生徒会活動、クラブ活動、学校行事の特質
第5回:教育課程全体で取り組む特別活動の指導
第6回:合意形成に向けた話合い活動、意思決定につながる指導及び集団活動の意義や指導
第7回:家庭・地域住民や関係機関との連携
第8回:取り組んだことの評価と改善

≪教室間遠隔授業の場合≫
・当授業は明石看護キャンパスから播磨理学キャンパスおよび、姫路工学キャンパスもしくは姫路環境人間キャンパスへ配信する授業形態であり、配信側となる明石看護キャンパスの履修者は対面授業となりますが、受信側となる各キャンパスの履修者は遠隔授業となります。
・配信映像の受信方法については、キャンパスごとに異なります。学務課からの指示に従ってください。
・オンライン授業を視聴できる通信環境(PC・タブレット等の端末やWi-Fi環境)を整えてください。なお、通信環境に不安がある場合は、履修登録前に教員又は学務所管課に相談してください。

【PCの使用】
講義時間中にユニバーサルパスポートにアクセスし、質問等への回答を求めることがある。

【生成系AIの使用】
レポート作成において、教員が認める限られた範囲において生成系AIの使用を認める。教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は、従来からの剽窃・コピーアンドペーストと同様に不正行為とみなし、単位を認定しない。
教科書
養護教諭免許および栄養教諭免許の取得を目指す受講生:『平成29年度改訂 小学校学習指導要領』、『小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説  特別活動編』文部科学省、2017。
それ以外の受講生(中学校教員を志望):『平成29年度改訂 中学校学習指導要領』、『中学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説  特別活動編』文部科学省、2017。
それ以外の受講生(高等学校教員を志望):『平成30年度改訂 高等学校学習指導要領』、『高等学校学習指導要領(平成 30年告示)解説  特別活動編』文部科学省、2018。
各テキストは購入もできますし、文部科学省のHPからダウンロードもできます。

参考文献
授業中に適宜紹介する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に使用するプリント・テキストの事前読み込み(10h)、プレゼンテーションの準備(5h)
【復習】レポート作成(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
2日目の計画立案では、グループワークとプレゼンテーションを実施する。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
次の到達目標を達成した者に対して、到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
1)学校教育全体における特別活動の意義の理解して表現できること
2)「人間関係形成」・「社会参画」・「自己実現」の三つの視点や「チームとしての学校」の視点を表現できること
3)学年の違いによる活動の変化、各教科等との往還的な関連、地域住民や他校の教職員と連携した組織的な対応等の特別活動の特質を踏まえた指導に必要な知識や素養を身に付け表現できること

【成績評価の方法】
授業中に実施する小レポート(3分の1)、グループワークの実施内容(3分の1)、まとめレポート(3分の1)
課題・試験結果の開示方法
小テストは、原則次の講義内で解説する。
レポートは、全体的な講評をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。

履修上の注意・履修要件
1日目は、全学部オンライン授業とする。
2日目は、工学部、環境人間学部、看護学部の学生は環境人間キャンパスで対面受講をする。理学部の学生は、学務課と相談の上で受講方法を決定する。
遠隔授業を受ける上での注意事項をよく理解しておくこと。特に受信側学生はわからないことがあれば、授業後もしくはメールを通して積極的に質問すること。
実践的教育
該当しない
備考
受講生が、授業を通して教員免許取得にふさわしい「特別活動」に関する認識を形成したか、グループワークやレポートを通して厳密に評価する方針をとる。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。