シラバス情報

授業科目名
教職実践演習
(英語名)
Practical Seminar for the TeachingProfession
科目区分
教職課程科目
対象学生
看護学部
学年
4年
ナンバリングコード
IANBN1TCA3
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
古川 惠美、池田 雅則、丸 光惠、石井 美由紀
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
随時(要アポイントメント)
連絡先
emi_furukawa@cnas.u-hyogo.ac.jp
masanori_ikeda@cnas.u-hyogo.ac.jp
mitsue_maru@cnas.u-hyogo.ac.jp
miyuki_ishii@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1〇/2-2〇
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力/目標2:教え、寄り添う力/目標3:協働する力

講義目的・到達目標
【講義目的】
養護教員として必要な資質能力が最終的に形成されたかを確認した上で、苦手分野を克服し、受講者それぞれの今後の課題を明らかにしていくことである。
【到達目標】
受講者が養護教員として必要な資質能力の形成を自ら確認、苦手分野を克服し、さらには今後の課題を設定できるようになることである。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:教職課程の総まとめ
キーワード:使命感・責任感・教育的愛情、社会性や対人関係能力、児童生徒への理解、保健教育の指導力
講義内容・授業計画
【授業内容】
これまでの教職課程科目の履修によって形成された資質能力に基づき、議論や実習を通して自らの苦手分野に気づき、克服し、さらには今後の課題を設定していく。

【授業計画】
1 ガイダンス
【使命感・責任感・教育的愛情】
2 実習での経験に基づいた養護教諭の役割と使命に関する考察と議論
3 実践事例文献に基づいた養護教諭の役割と使命に関する考察と議論
【児童生徒への理解】
4 実践事例文献に基づいた児童生徒理解の方法論
5 小学校における見学実習 
6 中学校における見学実習 
7 高等学校における見学実習 
8 特別支援学校における見学実習 ④ 養護教諭の役割
9 各種学校における養護教諭の役割
【社会性や対人関係能力】
10 実践事例文献に基づいた児童生徒との関係づくりの方法論
11 実習での児童生徒との関係づくりについての考察と議論
【指導力】
12 実習での保健学習・保健指導の振り返りと改善
13 養護教諭の職務におけるICTの活用
14 ケア技術演習
15 受講者それぞれの資質能力向上のための課題の検討

【PCの使用】
講義時間中にICTを活用した授業を実施する際に使用する。

【生成系AIの使用】
レポート作成において、教員が認める限られた範囲において生成系AIの使用を認める。教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は、従来からの剽窃・コピーアンドペーストと同様に不正行為とみなし、単位を認定しない。

教科書
適宜、配布される(参照を要する文献は多岐に渡るため、授業中にその都度提示する)
参考文献
大谷ら『養護教諭のためのフィジカルアセスメント』日本小児医事出版社、2017。
大谷ら『養護教諭のためのフィジカルアセスメント2』日本小児医事出版社、2013。
杉浦守邦『改訂 養護教諭のための診断学 内科編』東山書房、2012。
杉浦守邦『養護教諭のための診断学 外科編』東山書房、2010。
(文献はいずれも学生に貸し出される)
新訂版 学校保健実務必携 第5次改訂版、第一法規、2020。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前・事後学習に20時間程度を要する。
プレゼンテーションの準備に20時間程度を要する。
学校見学やその振り返りに20時間程度を要する。
アクティブ・ラーニングの内容
実習での経験や事例の検討、ゲストスピーカーとの対話を通した活動を設ける。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
到達目標として掲げた養護教員として必要な資質能力について、その形成を振り返りながら今後の課題を設定できている者に単位を授与する。

講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
議論・実習への参加や取り組みへの意欲や態度(50%)、レポート(50%)

課題・試験結果の開示方法
原則として授業中にフィードバックする。
レポートについては、個別面談等の際に直接にフィードバックする。
履修上の注意・履修要件
・養護実習の修了を履修要件とする。
・本科目の単位修得をもって養護教諭1種免許状の取得要件を満たすことになる。
・単位を修得するためには、全日程に出席しなければならない。
・受講予定者の養護実習スケジュールにより開講日が変動する。科目担当教員からの連絡を逐一確認すること。


実践的教育
実習の振り返りや見学実習を含むことから、実践的教育に該当する。
担当者の古川は、養護教諭としての職務経験を有する者である。
備考
教職課程での学習を統合する機会になることを期待する。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。