シラバス情報

授業科目名
実践看護論 (a)
(英語名)
Practical Theory of Nursing (a)
科目区分
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNMN5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
小野 博史
所属
看護学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
講義終了後60分・教員研究室
連絡先
hiroshi_ono@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
 看護理論の発展過程を概観し、実践科学としての看護科学の基盤となる考え方を学習する。看護学を構成する諸理論について、理論分析を通して理解を深めるとともに、実際の現象を看護学の知識を反映させながら理論的に説明できるようになることを目的とする。また、自分が選択した現象を説明する理論を実際に分析することを通して、実践的な理論分析の理解を深める。

【到達目標】
 1.看護専門職にとっての看護理論の重要性について説明することができる
 2.関心のある看護現象を記述することができる
 3.看護学を構成する諸理論の中から適切な理論を選択し、分析することができる
 4.看護理論を活用して、関心のある現象を説明することができる


授業のサブタイトル・キーワード
現象の記述、理論分析、看護理論
講義内容・授業計画
Ⅰ 理論看護学について知る
 第1回 科目のオリエンテーション、専門職看護における看護理論の重要性
 第2回 看護理論の発展過程・科学と理論の関係
Ⅱ 関心のある看護現象を記述する
 第3回 関心のある現象の記述方法
 第4回 現象の記述についてのプレゼンテーション(1回目)
 第5回 現象の記述についてのプレゼンテーション(2回目)
Ⅲ 理論分析を体験する
看護学を構成する諸理論の中から、学生が関心のある現象を説明するための理論を選択し、実際に理論分析を行う。
具体的には以下の理論について、理論の構造要素の分析、理論家、パラダイムの起源、内部次元の分析、理論の適切性と評価を行う。
 第6回 ペプロウ
 第7回 レイニンガー
 第8回 オーランド
 第9回 ロイ
 第10回 オレム
 第11回 ワトソン
 第12回 コルカバ、ペンダー
Ⅳ 看護現象と理論とを関連付けて説明する
 第13回 理論を視点とした現象の説明(1回目)
 第14回 理論を視点とした現象の説明(2回目)
 第15回 高度看護実践のために現象を理論的に説明することの意義(まとめ)

・学生本人の考えを重視するため、この授業における生成系AIの使用は認めない
教科書
適宜提示
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
事前に配布した資料や参考図書の読み込み(8h)
授業で発表するための課題作成(20h)
【復習】
講義内容やグループディスカッションを通して得た知識に対する理解を深め、定着させるための振り返りや話し合い(8h)
最終レポートの作成(5h)


アクティブ・ラーニングの内容
授業内で課題発表やグループディスカッションの時間を設ける。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
看護専門職にとっての看護理論の重要性を理解した上で、自分の関心領域の現象と結びつけながら、実践的な理論分析の理解を深めることができた者に対し、現象を記述する力、適切な理論を選択する力、理論を分析する力、理論的に現象を説明する力の到達度に応じて、SからCまでの成績をつけて単位を与える。

【成績評価の方法】
プレゼンテーション40%、討議への参加20%、最終レポート40%の配分で評価する。


課題・試験結果の開示方法
課題内容は授業内のディスカッションを通してフィードバックを行う。
履修上の注意・履修要件
・授業中に指示した課題やテキストの該当箇所について、十分な予習・復習をして講義に出席すること
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。