教員名 : 真鍋 雅史
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授業科目名
保健経済学
(英語名)
Health Economics
科目区分
ー
関連教養科目
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNMN5MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
真鍋 雅史
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
別途指示する。
連絡先
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
2◎/3〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
我が国の医療制度は破綻の危機にあり、現行制度のままで医療・看護サービスの質を維持していくのは困難である。本講義の目的は、こういった医療・看護に関する社会経済的な問題について、1)問題発見に必要な概念を抽出でき、2)問題解決のための分析枠組みを用いることができるようになること、である。 【到達目標】 (1)医療・看護に関わる社会的な課題について、経済学の視点で整理し、他社と共に考えることができる。 (2)看護実践を経済学的に評価することができる。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:看護のための経済学
キーワード:医療経済学、看護経済学、人間行動 講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義の前半は、基礎的な経済分析の手法を講義する。本講義の後半は、現実の医療・看護に関する社会経済的な問題を取り上げ、それぞれについて経済分析からの視点をもとに「何が問題か?」「問題をどう解決するか?」について議論する。 【授業計画】 第1回 イントロダクション 第2回・第3回 消費者行動:選択と効用 第4回・第5回 生産者行動:技術と利潤 第6回・第7回 市場と厚生:市場の失敗と政府の失敗 第8回・第9回 公的医療保険:保険財政赤字をどう解決するか 第10回・第11回 医師不足:医師不足の問題をどう解決するか 第12回・第13回 終末期医療:終末期医療をどう考えるか 第14回・第15回 COVID-19:政府の対応をどう評価するか 教科書
河口洋行『医療の経済学[第四版]』日本評論社。
各自で購入すること。 参考文献
別途指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】次回の授業テーマについて、先入観を排除して自身の考えを整理する。
【復習】授業内で配布された資料を復習し、知識を定着させる。 アクティブ・ラーニングの内容
第8回以降は、学生による発表およびクラス内でのディスカッションを中心にする。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 授業への貢献(60%)と授業内での発表(40%)によって評価する。 課題・試験結果の開示方法
授業内に行う。
履修上の注意・履修要件
予備知識は全く問わない。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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