シラバス情報

授業科目名
看護コンサルテーション
(英語名)
Nursing Consultation
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
看護学研究科
対象学生
看護学研究科
学年
2年
ナンバリングコード
ANNMN6MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
川崎 優子
所属
看護学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
月曜日12:30〜13:00・7階研究室
連絡先
yuko_kawasaki@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
3◎/4◎/5◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】 
看護コンサルテーションの概念および実践モデルを理解し、専門看護師の役割の一つであるコンサルテーションの具体的な展開方法を学ぶ。
【到達目標】
1. 看護コンサルテーションの概念を説明できる。
2.看護コンサルテーションの実践モデル、コンサルタントの役割、個人もしくは組織を対象としたコンサルテーションのプロセスを説明できる。
3.看護コンサルテーションの具体的な展開方法を説明できる。
4. 各分野における専門看護師の活動を通してコンサルテーションの意義と成果、実践方法を説明できる。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:コンサルテーション、高度実践看護師
講義内容・授業計画

Ⅰ 講義内容

コンサルテーションの概念および実践経験に基づいたコンサルテーションプロセスの実際について、講義、グループワーク、ディスカッションを通じて学びを深める。

Ⅱ 授業計画
第1回 CNSの役割と機能、日本における看護コンサルテーションの特徴と課題
第2回 看護コンサルテーションの概念、コンサルタントの役割
第3回 コンサルテーションのタイプと実践モデル
第4回 援助関係における心理力動
第5回 援助関係の築き方、コンサルテーションのプロセス、リンクナースの役割と機能、内的・外的コンサルテーション
第6回[APN]リエゾン精神看護におけるコンサルテーションの実際
第7回[APN]コンサルティ中心のコンサルテーションの実際
第8回[APN]患者中心のコンサルテーションの実際

第9回[APN]組織におけるコンサルテーションの体制づくり

第10回[APN]コンサルテーションにおける教育的役割

第11回 看護管理者とCNSとの連携
第12回 コンサルテーションにおける課題検討
第13回 コンサルテーション事例の分析
第14回 プレゼンテーション
第15回 全体討議
※生成系AIの利用:
 生成系AI の利用については教員の指示に従うこと。生成系AI による出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AI による出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
講義の中で適宜紹介する
参考文献
文献リストを配布する他、授業において適宜提示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する資料の部分を事前読み込み(15h)、プレゼンテーションの準備(5h)
【復習】レポート作成(2回、5h)、講義・ディスカッション内容の理解を深め定着させるために資料を読み直し(5h)

アクティブ・ラーニングの内容
講義内容に関連する臨床課題について、ディスカッションを行う。
高度実践看護師の看護コンサルテーション活動のシャドーイングを行い、プレゼンを行う。
成績評価の基準・方法
看護コンサルテーションを理解し、専門看護師としての実践につながるコンサルテーションプロセスについて具体的な事例分析ができる者に単位を授与する。
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからDまでの成績を与える。
グループワーク・発表・ディスカッション:50%、最終レポート:50%を基準として、受講態度を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
最終レポートについては、全体的な講評や模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。

履修上の注意・履修要件
授業中に提示した資料をもとに、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
精神看護、老人看護、成人看護、母性看護、小児看護領域における専門看護師(CNS)の有資格者で臨床経験豊富な講師および看護管理者としてCNSの活用経験を有する講師により具体的事例と議論を交えた講義を行うことより,実践的教育に該当する[本学専任教員]。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。