教員名 : 大江 理英
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授業科目名
クリティカルケア看護演習Ⅱ
(英語名)
Critical Care Nursing Practicum Ⅱ
科目区分
ー
領域別専門科目
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNMN5MCA3
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
大江 理英
所属
看護学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
水曜日13:00〜14:00・6階大江研究室
連絡先
教員への連絡は,ユニバーサルパスポートのクロスプロファイル機能を用いて行うこと
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
4◎
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
急性・重症病態にある患者と家族が経験する個人の選択と意思決定に代表される様々な倫理的問題を学修する 高い倫理的感性と倫理的な判断による患者と家族の意思決定もしくは代理意思決定を支援できる知識や技術をもって倫理調整の実践を学修する 患者と家族の権利と尊厳を擁護し、倫理的問題を解決するための看護実践力をもって探求する 患者と家族の権利擁護に必要なチーム医療を理解し、システム構築のあり方を探求する 【到達目標】 急性・重症病態にある患者と家族が経験する様々な倫理的問題を具体的に説明することができる 患者と家族の権利と尊厳を擁護し、倫理的問題を解決するための看護実践を具体的に説明できる 高い倫理的感性と倫理的な判断による患者と家族の意思決定もしくは代理意思決定を支援できる知識や技術をもって倫理調整の実践について具体的に表現し、検討することができる 患者と家族の権利擁護に必要なチーム医療を理解し、システム構築のあり方を具体的に説明することができる 授業のサブタイトル・キーワード
【サブタイトル】急性・重症病態にある患者と家族が経験する倫理的問題と権利と尊厳の擁護にむけた倫理的問題の解決
【キーワード】権利擁護 尊厳 倫理的問題 チーム医療とシステム構築 講義内容・授業計画
第1回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:クリティカルケア領域における倫理的問題の概要
第2回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:クリティカルケア領域における倫理的問題と高度看護実践 第3回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:意思決定支援(意思決定プロセス・SDM・支援の技法) 第4回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:倫理的合意形成(合意形成プロセス・コミュニケーション) 第5・6回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:救急治療領域における倫理的問題と法的問題と高度看護実践(事例検討含む) 第7・8回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:集中領域における倫理的問題と法的問題と高度看護実践(事例検討含む) 第9・10回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:臓器移植における倫理的問題と法的問題と高度看護実践(事例検討含む) 第11・12回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:倫理調整(概要・介入の視点・介入方法・評価・事例検討) 第13回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:倫理教育(倫理教育の現状・教育案の検討と教育の実施) 第14・15回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:患者・家族を擁護するためのチーム医療、システム構築 第16〜25回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:高度看護実践演習(病院演習) 第26・27回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:倫理と緩和に向けた統合的看護実践の検討(概要・事例検討含む) 第28・29回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:倫理と緩和に向けた統合的看護実践の検討(システム構築と介入と効果の検証) 第30回 急性・重症病態にある患者と家族が有する倫理的問題と高度看護実践:まとめ 教科書
・江川幸二,山勢博彰編(2013)看護のためのクリティカルケア場面の問題解決ガイド—基礎からわかる臨床に活かす倫理調整.三輪書店.東京
・木澤義之,氏家良人(2021)救急・集中治療領域における緩和ケア.医学書院.東京 ・Laurie N. Gottlieb,Nancy Feeley,Cindy Dalton,吉本照子監修/訳,酒井郁子,杉田由加里訳(2007)協働的パートナーシップによるケア—援助関係におけるバランス.エルゼビア・ジャパン.東京 その他、適宜提示する 参考文献
・日本集中治療医学会(2014)救急・集中治療における終末期医療に関するガイドライン 〜3 学会からの提言〜
その他、適宜提示する 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前学習】プレゼンテーション資料作成・準備/病院演習の予習(45時間:プレクラス含む)
【事後学習】授業内で受けたフィードバックに対する学習(15時間) アクティブ・ラーニングの内容
学内演習では学⽣によるプレゼンテーションと事例を⽤いたディスカッションを行う
病院演習では教員と演習指導者とともにカンファレンスやディスカッションを行う 成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】演習目的・到達目標の到達度として、評価項目を総合的に評価し、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)、D(60点未満)までの成績を与える
【成績評価の方法】演習への出席(10%)、課題学習への取り組みとプレゼンテーション(30%)、レポートの提出(30%)、ディスカッションに対する貢献度(30%)などについて評価する 課題・試験結果の開示方法
演習内でフィードバックを行う
履修上の注意・履修要件
各演習は学生によるプレゼンテーションと事例を用いたディスカッションで構成される
各演習1週間前に教員から指導を受け、修正したのちにプレゼンテーションと事例検討を行うことが必要である 病院演習については、授業資料などで事前学習を行い、演習目的・演習目標・演習内容について検討し、演習指導者に説明できるように準備を行い、演習終了後はレポートを提出する 講師によって講義日程や場所の調整が必要な場合があり、状況に応じてオンラインや時間外に行うことがある 学外で授業を行う際は、教室に準じた環境を設定して行う 生成AIの利用は予定していない 学生が利用する場合は文献の存在の確認を行うこと 実践的教育
ICUや救命救急センターでクリティカルケア看護での倫理調整や倫理教育の経験を持つ急性・重症患者看護専門看護師の教員によって具体的な事例に基づくディスカッションを含めた講義や臨床で演習を行うことから実践的教育に該当する
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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