慢性高度実践看護実習Ⅰ

Advanced Clinical Practicum in Chronic Conditions Nursing Ⅰ

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領域別専門科目

看護学研究科

1年

ANNMN5MCA5

1.0単位

実習 (Practical Training)

2024年度前期

森 菊子、片岡 千明

看護学研究科

日本語

目標3

木曜日・教員研究室

クロスプロファイルにより問い合わせること。

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5◎／1〇／4〇

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【講義目的】
専門看護師の６つの機能＜実践、調整、相談、倫理調整、研究、教育＞について、慢性疾患看護専門看護師の具体的な実践から理解する。

【到達目標】
1. 慢性疾患看護専⾨看護師の卓越した実践について説明できる。
2. 専門看護師がどのように相談を受け、相談を進めているか説明できる。
3. 専門看護師がどのように他職種との調整を行っているか説明できる。
4. 専門看護師がどのように倫理調整を行っているか説明できる。
5. 専門看護師の研究・教育における役割について説明できる。

キーワード：専門看護師の機能の理解

【実習内容】
慢性疾患看護専門看護師が専門看護師の６つの機能＜実践、調整、相談、倫理調整、研究、教育＞をどのように臨床の場で展開しているのかの実際について、実践活動への参加、カンファレンスへの参加などを通して学ぶ。

【実習方法】
当授業は実践的教育に該当する。
慢性疾患看護専門看護師に同行し、見学をおこなう。
・ 積極的に専門看護師に質問を行い6つの機能について理解を深める。
・ 実習中に６つの機能について見学することが難しい場合は、これまでの事例を紹介してもらい学ぶ。
・ 実習最終日に、臨地実習指導者とのカンファレンスで6つの機能についての学びを発表し、意見交換を通して6つの機能の理解を深める。特に、専門看護師の卓越した実践について認識化することを通して後期の実習や授業につなげる。

最終レポートとして、専門看護師が果たすの６つの機能が、看護実践向上にどのようにつながっているかについてまとめる。また、専門看護師を目指す上での自分の課題についてまとめる。このまとめを臨地実習指導者に報告し、助言を得る。
この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。
実習要項に基づいて実施する。

・ Ann B.Hamric et al（中村美鈴監訳）：⾼度実践看護統合的アプローチ改訂第2版,へする出 版,2020
・ パトリシア・Ｒ・アンダーウッド （ 南裕子 監修）：看護理論の臨床活用-パトリシア・R・アンダーウッド論文集，日本看護協会出版会，2003
・ 井部俊子監：専門看護師の思考と実践,医学書院,2015

適宜提示する。
・鶴若麻里他：看護師の倫理調整力　専門看護師の実践に学ぶ　第2版,日本看護協会出版会 ,2022

【予習】専門看護師の機能について予習する。
【復習】日々記録：日々見学した内容を６つの機能別に整理していく。最終レポートとして、専門看護師が果たすの６つの機能が、看護実践向上にどのようにつながっているかについてまとめる。また、専門看護師を目指す上での自分の課題についてまとめる。

実習指導者と意見交換を行う。
実習最終日のカンファレンスで学びの発表を行い、学生、指導者、教員で意見交換を行う。

【 成績評価の基準】
・ 専門看護師の役割を理解できた者に単位を付与する。
・ 目的・到達目標に記載する能力（知識・技能、思考力、判断力、表現力等）の到達度 に基づき、S（90点以上）、Ａ（80点以上）、B（70点以上）、C（60点以上）による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
見学内容（50%)、レポート（40%)、ディスカッション（10%)を基準として、実習態度を 含め総合的に評価する。

カンファレンスでの学びに関し、コメントを返す。
実習後に実習の学びをまとめ、臨地実習指導者に報告し、助言を得る。実習の学びをまとめるにあたり、教員と面談を行う。

日々の実習を振り返り、整理して実習に臨む。

慢性病者への看護実践経験がある教員、慢性疾患看護専門看護師である教員、慢性疾患看護専門看護師である実習指導者の指導により実習を行うため該当する。