シラバス情報

授業科目名
特別課題演習(精神看護学)
(英語名)
特別課題演習(精神看護学)
科目区分
領域別専門科目
対象学生
看護学研究科
学年
2年
ナンバリングコード
ANNMN6MCA7
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
川田 美和
所属
看護学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
授業後もしくはメールでアポイントメント
連絡先
miwa_kawada@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
4◎/2〇/5〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
精神看護における実践的な課題に対して、分析的かつ探索的に取り組み、その結果を課題研究論文としてまとめることで、看護学の発展に寄与する新たな知見を生み出す過程を学ぶ。

【到達目標】
1.文献検討を行い、研究課題とその背景を説明できる。
2.研究目的に基づき研究計画を立案することができる。
3.研究倫理を理解した上で、データ収集・看護実践を実施することができる。
4.研究内容を論文にまとめることができる。
授業のサブタイトル・キーワード
【キーワード】
精神看護学、看護研究、研究課題、研究計画、研究倫理、研究方法
講義内容・授業計画
Ⅰ 授業内容
適宜、集団指導を取り入れながら、個別指導を行う。

Ⅱ 授業計画
1〜2.課題の探索【川田】
精神疾患もしくは精神症状を呈する事例やそれをとりまく看護・医療の状況を分析し、精神看護が直面している現実的かつ実践的な課題を探索する。
3〜4.文献検討【川田】
文献検討ならびにリサーチ・クリティークを行い、課題の明確化、エビデンスの確認、介入方法の検討を行う。
5〜7.実践計画の立案【川田】
事例への看護介入もしくは看護・医療状況の改善策を導くために現時点で妥当かつ有効な介 入方法を計画する。必要に応じて研究倫理委員会の審査を受ける。
8〜10.実践・評価【川田】
臨床における看護職および医師や他職種の指導・協力を受けつつ計画を実践する。また、適宜教員のスーパービジョンを受け、評価を行う。
11〜15.論文の作成【川田】
論文作成の過程で適宜、教員の指導を受けて、計画の実施結果について分析・考察を深め、論文としてまとめる。

【生成系AIの利用】
課題の提出にあたって、学生本人が作成することを前提としており生成AIのみを使った課題の提出は認めない。利用する場合は、参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。範囲を超えた生成AIの使用が判明した場合は単位を認定しないことや単位の認定を取り消すことがある。

【授業の実施方法】
この授業は、〈面接授業科目(8回以上対面形式)〉であるが、合理的な理由により、ライブ配信型の遠隔授業を行う場合がある。
教科書
適宜提示する。
参考文献
適宜提示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
・進捗に応じて毎回提示します。
アクティブ・ラーニングの内容
・進捗状況に応じ、事前に提示された内容についてプレゼンテーションを行う
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
精神看護における実践的な課題を明確にし、研究計画立案、データ収集、分析を行い、研究論文としてまとめることができた者に単位を授与する。
達成度に応じて、S〜Cの評価を与える。

【成績評価の方法】
研究の一連のプロセスにおける準備状況やディスカッション30%、最終的に提出された論文70%を基準として総合的に評価する。


課題・試験結果の開示方法
・毎回、授業内でフィードバックを行います。
履修上の注意・履修要件
関心のあるテーマについて既存の研究や文献を読んで授業に臨んでください。




実践的教育
精神看護専門看護師の経験を有する教員が実践的な指導を行うため、該当する。
備考
精神治療看護実習および精神高度実践看護実習の経験から生じた実践上の疑問から研究課題を導き出しましょう。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。