シラバス情報

授業科目名
理論看護学Ⅰ
(英語名)
Theoretical Nursing 1
科目区分
看護学共通科目
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNDN7MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
坂下 玲子、小野 博史
所属
看護学研究科博士後期課程
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標4
オフィスアワー・場所
講義終了後および随時アポイントメント・6階坂下研究室
連絡先
sakashita@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】科学史や新しい学問の台頭を探求しながら、実践科学としての看護学の構造と機能について説明できる。
【到達目標】・看護学に関連する科学・学問の台頭とその背景について説明できる。
      ・知識の創出のあり方について理論的に説明できる。
      ・概念分析の手法を身に着け、理論をクリティークできる。

授業のサブタイトル・キーワード
概念分析と理論評価
科学史、看護の知、概念分析、理論評価
講義内容・授業計画

1.知の構築−発見と思考の転換
2.哲学史概観
3.科学史(含む:プレゼンテーション、討議)
4.Personal Knowledge、臨床知、Feminism、東洋の知・西洋の知など
5.看護の知の構築
6.看護理論とはー機能と構造
7.現象を捉える*
8.概念分析の役割
9.概念分析の手法*
10.概念分析の実際(含む:プレゼンテーション、討議)
11.概念分析の課題
12.理論評価の方法
13.理論評価の実際(含む:プレゼンテーション、討議)
14.理論評価の課題
15.まとめ(到達度の確認)
*小野博史先生担当
【授業の進め方】
十分な自己学習を前提とし、授業時には学習成果を学生同士共有し討議する。
生成系AIは、補助的に使用してよいが、事実関係の確認や出典・参考文献を確認し追記する。

教科書
参考書
Meleis, A. I. (2018). Theoretical nursing: Development and Progress (6th Revised Ed.). Philadelphia: Lippincott Co..
参考文献
別途授業前に提示する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
予習として、参考書の該当部分を事前に読み込み、プレゼンテーションの準備をする。
復習として、講義で学んだことを振り返り、レポート作成を行う。
予習・復習(課題作成を含む)あわせ1コマにつき各4時間を目安とする。
アクティブ・ラーニングの内容
学生に課題を発表してもらい学生同士でディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
科学史の中での看護の知の位置づけを理解し、理論評価ができる者に単位を授与する。
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまで成績を与える。
成績評価の方法
プレゼンテーション40%、提出課題 60%を基準として、受講態度(討議への積極的な参加等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
学生が発表した課題についてディスカッションを行い講評する。
履修上の注意・履修要件
参考書の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
理論看護学Ⅱを継続して履修することを推奨する。

実践的教育
「該当しない」
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。