シラバス情報

授業科目名
量的看護研究法応用
(英語名)
Advanced Quantitative Nursing Research
科目区分
看護学共通科目
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNDN7MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
谷田 恵子
所属
看護学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
講義終了後・看護学部6F研究室
連絡先
keiko_tanida@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎/1〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【目的】
本科目では,看護研究における量的研究の特徴や実践への活用についての知識を深めること,ならびに量的データの信頼性・妥当性を検証するために必要な能力を養うことを目的とする。

【目標】
(1) 各研究デザインの問題とその解決策について説明できる
(2) 量的データの信頼性・妥当性の検証方法について説明できる
(3) 看護分野における量的研究の活用と課題について述べることができる
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】
・看護および関連分野の量的研究論文を材題として,各手法について論じる。また,受講者の博士論文テーマに関連したトピックについても量的研究の視点から討議する。

【授業計画】
1 量的研究方法の概要
2 変数の設定・サンプルサイズ
3 観察的研究法
4 準実験的・実験的研究法
5 一事例実験研究法
6 混合研究法
7 量的データの分析手法
8 量的研究のシステマティックレビュー・メタ分析
9 APAスタイルに準じた量的研究結果の提示
10 メタ分析(学生プレゼンテーション)
11 尺度開発のプロセス
12 尺度の信頼性と妥当性
13 看護分野における量的研究の活用
14 尺度開発(学生プレゼンテーション)
15 看護分野における量的研究の課題


*生成AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出することは認めない。生成系AIによる出力結果をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない,または取り消すことがある。
教科書
・適宜提示
参考文献
・Polit, D & Yang, F. (2016). Measurement and the Measurement of Change. Wolters Kluwer.
・適宜提示
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
<事前学習>
毎回の授業テーマに関した看護研究論文の検索と精読。プレゼンテーションのための文献検索,論文の読み込み,資料作成(45h)

<事後学習>
学修の振り返り(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
受講者が行ってきた,あるいは実施を予定している看護の研究について発言をもとめ,他受講者と積極的なディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
・目標の到達レベルに応じて,S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価の上,単位を付与する。

【成績評価の方法】
・授業内での取り組み(ディスカッションへの参加度を含む)(40%),プレゼンテーション(30%),課題レポート(30%)を100点満点で評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題はプレゼンテーションの中で講評する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
受講者の人数や背景により,講義内容・授業計画を変更する場合があるため,受講を予定している者は,履修登録期間開始1週間前までに担当教員に連絡を入れてください。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。