シラバス情報

授業科目名
環境看護学特論
(英語名)
環境看護学特論
科目区分
領域別専門科目
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNDN7MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
小西 美和子
所属
明石看護キャンパス
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
授業内
連絡先
小西美和子:miwako_konishi@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
人々を取り巻く状況に生じている課題について、環境看護学の視点から研究の概念枠組みや計画を具体的に構築するために必要な諸理論と研究方法、課題の関係について学ぶ。

【到達目標】
1.療養者およびケア提供者を取り巻く状況に生じている課題を明らかにし説明できる。
2.関心のある課題について、その現象を明らかにするために最適な理論を選択し、研究の枠組みを説明できる。
3.研究論文を批判的に読み、分析する力を獲得することができる
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:概念枠組み、看護理論
講義内容・授業計画
【講義内容】
講義はゼミ形式とし、療養者を取り巻く環境(ケア提供者を含む)における課題を学習した後、研究の動向を踏まえつつ、学生の関心のある現象を中心に、
以下の論点を文献検索、フィールドワークを通して焦点化するプロセスを進める。

【授業計画】
1〜4  療養者およびケア提供者を取り巻く環境(人、制度、ケア

環境)に関連する理論について理解を深める。
5〜9  療養者およびケア提供者を取り巻く環境(ケア提供者は環境の一部と捉える)に関連する課題を選び、その課題における最新の知見について文献検討から明らかにする
10〜12  環境看護学、近接領域を対象とする現象について社会的な意義も含め、研究課題となりうるかどうか検討する。
13〜15  研究論文を検索し、学生が取り組みたい課題について、理論的枠組み、研究方法の整合性を批判的に分析する。

※生成AIをレポートに用いることは禁止するが、授業トピックに関する事前学習・事後学習に利用することは許可する。ただし、生成AIが生成する情報には誤りが含まれていることを十分理解し、テキストや参考文献と照らし合わせながら利用すること。
教科書
授業内適宜提示する
参考文献
授業内に適宜提示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前】
学生は博士論文研究計画立案に向け、授業課題および自身の研究課題に関する文献検討、図書、研究論文を読み込む(各授業3時間程度)、プレゼンテーションの準備(各授業2時間程度)を行う
【事後】
学生は、講義、プレゼンテーション、課題テーマに関する教員とのディスカッションをふまえて、自身の研究計画立案に向けた課題の絞り込みを行う(各授業後に2時間程度)
アクティブ・ラーニングの内容

授業内での議論、プレゼンテーションの発表と学生同士のディスカッションを行う

成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
環境看護学領域における課題について、その基軸となる概念と実際に生じている現象を理解するとともに、その現象を説明しうる概念や理論の探求ができた者に単位を授与する。
講義目的、到達目標に記載している到達度に応じて、S〜Cの成績を与える。

【成績評価の方法】
プレゼンテーション30%、ディスカッション20%、最終レポート50%で評価する。
課題・試験結果の開示方法
毎回のプレゼンテーションに対して講義時間内でディカッションを行い、学生に対して講評を行う。
提出されたレポートに対して、達成度について対面指導により提示する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。