シラバス情報

授業科目名
老人看護学特論
(英語名)
Gerontological Nursing Theories 1
科目区分
専門領域科目
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNDN7MCA1
単位数
2.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
高見 美保
所属
看護学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
随時アポイントメントを取って下さい。高見美保(8F)研究室で対応します。
連絡先
高見美保:miho_takami@cnas.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
老人看護領域における高齢者の老いと加齢、健康問題への課題を看護学的視点でとらえた上で,そこに見られる現象を説明し得る概念や理論,モデルを探求する。
【到達目標】
  1. 高齢者に老いと加齢現象がもたらす影響について,看護学および近接学問領域の知見を述べることができる。
  2. 高齢者の健康問題と周囲への影響について,看護学および近接学問領域の知見を述べることができる。
  3. 1と2の知見から注目した看護現象を,概念枠組みや看護理論、モデルから説明することができる。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:概念枠組み,看護理論,モデル
講義内容・授業計画
講義はゼミ形式とし,老人看護領域において自身が関心を持つ看護現象について文献検討,ディスカッションを行う。
【授業計画】
1−5回目:高齢者の老いと加齢,健康問題において関心のある課題を選び,その課題における最新の知見について文献検討から明らかにする。
6−10回目:高齢者の健康問題と周囲への影響について看護学及び近接領域の知見を検索し,ゼミにて検討する。
11−15回目:老人看護領域における高齢者の老いと加齢,健康問題について公表されている研究論文や調査資料を検索し,自身が焦点化した老人看護学領域のトピックを説明し得る概念や理論,モデルについてゼミにて討議する。

*生成AIをレポート作成で用いることは禁止するが,授業トピックに関する事前学習・事後学習に利用することを許可する。ただし、生成 AI が生成する情報には誤りが含まれていることを 十分理解し,テキストや参考図書,その他の文献と照らし合わせながら利用すること。
教科書
適宜提示する
参考文献
必要に応じて,随時提示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】学生は,博士論文研究計画立案に向けて,授業課題と自身の研究課題に関する文献検討,図書や研究報告書の読み込み(各授業前3h程度)とプレゼンテーション準備(各授業前2h程度)を行う。
【復習】学生は、講義内でのプレゼンテーションへの講評,課題テーマに関する指導教員とのディスカッションをふまえ,授業テーマの洞察を自身の研究計画立案に向けた課題設定に対するリフレクション(各授業後に2h程度)を行う。
アクティブ・ラーニングの内容
・学生の課題探究の必要性に応じて,テーマに即した研究・実践の専門家に付加的な講義や補助的指導を設定することがある。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 老人看護領域における高齢者の老いと加齢、健康問題について、基軸となる概念と実際に生じている現象を理解するとともに、その現象を説明し得る概念や理論、モデルの探求が出来た者に対し,講義目的、到達目標に記載している到達度に応じて、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する。

【成績評価の方法】
 プレゼンテーション40%,ディスカッション20%,最終レポート(40%)を基準とし,受講態度を含めて総合的に評価する。

課題・試験結果の開示方法
・毎回のプレゼンテーションに対して,講義時間内で意見交換と共に講評を返す。
・提出されたレポート書面に対し,到達目標に対する達成度を対面指導として提示する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
老人看護学領域における看護実践,専門的研究を有する教員が,実践事例や研究内容を提示しながら実践的に指導するため,実践的教育に該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。