シラバス情報

授業科目名
研究計画ディベロップメントⅠ
(英語名)
Development of Research design 1
科目区分
博士論文支援科目
対象学生
看護学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
ANNDN7MCA3
単位数
1.0単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期、2024年度後期
担当教員
主査となる教員すべて
所属
看護学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
随時担当教員にアポイントメントをとる
連絡先
各担当教員のメールアドレス

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
博士論文の研究計画について、初期の段階からピアレビューを行い、リサーチクエスチョン、研究デザイン、研究方法の一貫性や妥当性を多面的に検討する機会を与える。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:ピアレビューによる研究計画の精錬
キーワード:研究課題、研究デザイン、発表、クリティーク
講義内容・授業計画
【講義内容】
指導教員による研究指導を通して研究計画書作成を進めるとともに、発表することでクリティークを受け、研究計画の検討を行う。そして、研究科の教員から多面的に研究テーマに関する質疑を受け、それに応答することで、研究としての方向性を見定める訓練を行う。
第一段階の研究計画書ディベロップメントⅠでは、次の項目に焦点を当てる。
<課題の説明>
研究課題の背景を論理的に説明すると共に研究科教員からの質問に根拠をもって返答し、関心領域の精通性を明らかにするとともに、学生は自身の研究段階のレベルを客観的につかむ。
<研究デザインの討論>
研究デザインを研究課題に即して議論し、研究方法の適切性や妥当性を理解することで、学生は自身で研究を開始する準備性を高める。
【授業計画】
1〜10回 各指導教員による個別の研究指導を通した研究計画案の検討・作成
11〜13回 合同の発表会において、研究計画案作成の経過を報告し、学生および研究科教員との質疑応答・ディスカッションを行う。
14〜15回 各指導教員による個別の研究指導を通し、発表会での質疑応答・ディスカッションを元に研究計画案の再検討を行う。

*この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。




教科書
指定なし
参考文献
適宜示す
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前学習】各指導時前には,自身の研究課題に関連する文献や資料を検索し,プレゼンテーションの資料を作成する(各回,3〜4h程度)。
【事後学習】指導内容に基づき再度,研究課題に関する考察を行い,研究計画立案に向けた準備を高める(各回,3〜4h程度)。



アクティブ・ラーニングの内容
・各指導時において,研究課題に関連する資料や文献検討についてプレゼンテーションと討議を行うことで,学生は自身のリサーチクエスチョン、研究デザイン、研究方法の一貫性や妥当性を確認できる。また,自身でプレゼンテーションすることで研究計画立案にむけた論理的思考と説明力を培える。
成績評価の基準・方法
・討論内容、学生による説明内容、他の学生の発表に対する質問などによる貢献度、文献レビュー結果、研究手順の確実さなどの項目を吟味して、研究を論理的にすすめる能力を査定する。
・到達目標に対する到達度に応じて,SからCまでの成績を与える。
・プレゼンテーション資料(80%)と討議後の修正資料(20%)によって評価する。
課題・試験結果の開示方法
・各指導時のプレゼンテーションを通して,発表準備に対する講評を返す。
・研究計画デベロップメント発表後に,発表時に教員や学生から受けた質問を振り返り,再検討や修正が必要な箇所を学生と意見交換した上で返す。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。