シラバス情報

授業科目名
代数学Ⅰ
(英語名)
Algebra I
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
工学部
学年
1年
ナンバリングコード
HETBL1MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
平野 克博
所属
理学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
火曜 5限
書写 C431室
連絡先
hirano@sci.u-hyogo.ac.jp 

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4◎/5◎
研究科DP
全学DP
1-1◎/1-2◎
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力

講義目的・到達目標
【講義目的】
自然界のさまざまな現象の背景にある線形性を、計算を通して、理解すること。線形代数の基礎である行列と行列式の取り扱いに習熟すること。

【到達目標】
基本変形することで連立1次方程式を解く。さらに行列式の定義と連立1次方程式を解く場合におけるその役割を説明し、それを応用する。
授業のサブタイトル・キーワード
行列、数ベクトル、連立1次方程式、基本変形、簡約な行列、正則行列、置換、行列式、余因子行列、クラーメルの公式
講義内容・授業計画
講義内容
線形代数学は連立1次方程式を解く為の技法から始まり、独自の進化を歩んだ学問であり、微分積分学とともに、現代の科学技術の基礎になっている。線形代数学の初等的な部分を演習を交えて講義する。

授業計画
   1.行列と数ベクトル
   2.行列の演算
   3.行列の分割
   4.行列と連立1次方程式
   5.行列の基本変形
   6.簡約な行列
   7.連立1次方程式を解く
   8.正則行列
 9.行列と連立1次方程式のまとめ
10.置換
11.行列式の定義と性質
12.行列式のより詳しい性質
13.余因子行列とクラメールの公式
14.特別な行列の行列式
15.まとめ

この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。
教科書
「入門線形代数」三宅敏恒著(培風館)
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業前に教科書を読み、記載された演習問題を自力で解いてみる。(30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために教科書を読み、記載された演習問題を自力で解いてみる。(30h)

詳細は第1回の講義で発表する。

アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。

成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
S (90点以上)、A (80点以上)、B (70点以上)、C (60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
期末試験と中間試験の合計点で評価する。詳細は第1回の講義で発表する。

課題・試験結果の開示方法
中間試験は採点のあと返却する。模範解答は講義中に提示する。
詳細は第1回の講義で発表する。

履修上の注意・履修要件


実践的教育
採用しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。