教員名 : 楳田 登美男
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授業科目名
代数学Ⅱ
(英語名)
Algebra II
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
-
対象学生
工学部
学年
1年
ナンバリングコード
HETBL1MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
楳田 登美男
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
授業終了後10分間・授業を行った講義室
連絡先
umeda@sci.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2◎/3◎
研究科DP
1◎/2◎/3◎
全学DP
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教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】正方行列の対角化の考え方は抽象線形代数学の手法を用いてこそ可能であることを理解するのが目的である。
【到達目標】 正方行列が対角化できる場合、できない場合の数学的な相違を理解し、対角化できる場合には対角化の手法を修得することが目標である。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:正方行列の対角化
キーワード:抽象ベクトル空間、線形写像、表現行列 講義内容・授業計画
【講義内容】抽象ベクトル空間における線形写像の基礎を学び、次いで線形写像の表現行列の理解を通して、正方行列の対角化に繋げる。最終的には、正方行列の対角化の手法を学ぶ。授業時間中に問題演習の時間を取る。
注意事項:生成 AI の利用については制限を設けない。 【授業計画】 1.ベクトル空間 2.1次独立と1次従属 3.ベクトルの1次独立な最大個数 4.ベクトル空間の基と次元 5.連立1次方程式の解空間 6.線形写像 7.線形写像の表現行列 8.固有値と固有ベクトル 9.行列の固有多項式 10.行列の対角化 11.内積 12.正規直交化 13.直交行列 14.対称行列の対角化 15.まとめ 16.期末試験 教科書
「入門線形代数」三宅敏恒著(培風館)
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】シラバスの授業計画に従って、教科書の該当箇所に目を通しておくこと(毎回 1.5 時間)
【復習】ノート、テキストを読み直し、学んだ内容に関わる演習問題を解くこと(毎回 2 時間) アクティブ・ラーニングの内容
授業時間中に問題演習の時間を取り、受講生全員に問題を解かせる。
成績評価の基準・方法
期末試験の得点、授業への取り組み等を総合評価する。
期末試験は上記 【到達目標】 を達成しているかどうかの判定を可能とする問題セットになっている。 授業時間中に指定した問題を黒板で解答した場合は、解いた学生に加点することがある。加点は問題の難易度による(1点〜7点)。 総合得点が60点以上であれば合格。 S 90点以上、 A 80点台、 B 70点台、 C 60点台 課題・試験結果の開示方法
問題演習の時間に受講生全員に解かせた問題ごとに学生を1名指名して、黒板に解答させる。その解答を受講生全員に対して解説し、必要に応じて修正案を提示する。
期末試験に関しては、要望のあった学生に対して、模範解答例を提示し、質問には必要な助言を与える。 履修上の注意・履修要件
代数学Iの単位を取得していることが望ましい。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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