シラバス情報

授業科目名
プログラミング論Ⅰ
(英語名)
Programming I
科目区分
専門教育科目
対象学生
工学部
学年
1年
ナンバリングコード
HETBL1MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
日浦 慎作
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
6号館2階6203、メール等での事前予約が望ましい
連絡先
hiura@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4〇/5〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
(講義目的)
プログラミングの考え方とアルゴリズム構築の基本を理解する。特に、構築したアルゴリズムを実現する方法として、C言語によるプログラミング能力を習得することを目的とする。

(到達目標)
プログラミングの考え方にもとづき簡単なプログラムの設計ができる。
基礎的なC言語プログラミングが実施できる。

授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:変数、標準入出力、条件分岐、繰り返し処理、関数、配列、文字コード、文字列
講義内容・授業計画
(講義内容)
プログラミング言語の一つとしてC言語を取り上げ、プログラミングの基礎と仕組みについて講義する。具体的には、「条件分岐」「繰り返し処理」などの制御文や「配列」「文字列」などのデータ表現、プログラムを構造化するための「関数」などについて講義する。講義中に演習問題を出題し、また、「プログラミング演習」と連携することで、プログラミング技術の習得と定着に努める。

(授業計画)
[1] プログラミング,コンパイル,実行の手順,main関数
[2] 標準入出力
[3] if文による条件分岐
[4] for文, while文による繰り返し
[5] 制御文を用いたアルゴリズムのプログラミング
[6] C言語の標準関数とその使い方
[7]これまでのまとめ
[8] 関数の作成
[9] 関数を用いたアルゴリズムのプログラミング
[10] 配列
[11] 配列を引数に取る関数
[12] 文字と文字列
[13] 文字列処理アルゴリズムのプログラミング
[14] 2次元配列とコンパイラの仕組み
[15] 変数の記憶クラスとスコープ,その他の演算子

この座学講義中の演習では毎回、解答例を授業中に示すので、生成系AIを利用することで成績上で有利になることはない。また、この科目ではパソコン・スマートフォン持ち込み不可の筆記試験を行い、それにより成績を評価するため、生成系AIは単位認定には直接影響しない。自習に利用することは制限しないが、生成系AIは必ずしも正しい回答を出力しないことに留意すること。
教科書
大石 弥幸, 朝倉 宏一
[第2版] 例題で学ぶ はじめてのC言語
ムイスリ出版
ISBN : 9784896413090
参考文献
筧捷彦、石田晴久、「入門C言語」 実教出版
ハーバート・シルト(著)、柏原正三(監修)、「独習C」 第4版 翔泳社
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み(15h)
【復習】プログラム作成(30h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
講義中に各自持参したPCを用いてプログラミングを行い、動作を確かめる。
成績評価の基準・方法
中間試験および期末試験、および授業中に実施する演習課題の取組状況により成績評価を行う。
課題・試験結果の開示方法
成績確定後、問い合わせに対応する。

履修上の注意・履修要件
  • プログラミング演習と連携して講義を進行するため、プログラミング演習との同時受講が望ましい。
実践的教育
該当しない
備考
教室に各自のパソコンを持参してプログラミングを行うので、WiFiに接続できるノートPCが必須である。Windows, Mac, Linux などOSの種類は問わない。特殊記号の入力が多いので、キーボードを用いる必要があり、タブレットPCやスマートフォンは不適である。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。