シラバス情報

授業科目名
計算機基礎
(英語名)
Fundamentals of Computer Science
科目区分
専門教育科目
対象学生
工学部
学年
1年
ナンバリングコード
HETBL1MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
森本 雅和
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
金曜5限・6207室

連絡先
morimoto@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4〇/5〇
研究科DP
全学DP
1-1◎/1-2〇/4-2〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的:現在の工学分野において、コンピュータの基本的な構成や動作を理解し、情報通信技術に親しんでおくことは必須である。本講義では、コンピュータのハードウエア・ソフトウエア・ネットワークなど、計算機科学の基礎知識について広く学ぶことを目的とする。
到達目標:
・10進数と様々な表現法の2進数を互いに変換できる
・コンピュータの動作原理について説明できる
・論理回路図と真理値表を互いに導出できる
・フローチャートからプログラムの動作を説明できる
・代表的なデータ構造の特徴を説明できる
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
講義内容:現代の情報社会において必要な情報処理を円滑に行いうるための最低限必要な計算機基礎として計算機のハードウエアとソフトウエアに関する入門的基礎事項を講義する。なお,理解度確認テストに生成 AIを利用することは禁止とするが,それ以外の学習については特に制限を設けない。
授業計画:
1 コンピュータと情報
2 コンピュータの原理
3 情報の表現(1)2進数の数値表現
4 情報の表現(2)負の数の表現と2進数の四則演算
5 情報の表現(3)実数と文字の表現
6 2値の論理と演算: 論理代数、 論理回路
7 中間のまとめ
8 演算の方式: 演算回路  
9 記憶の方式:記憶回路、CPUとメモリの構成
10 ソフトウエア(1) 役割と種類
11 ソフトウエア(2) 問題解決の方法
12 ソフトウエア(3) データの設計と記述
13 ソフトウエア(4) 処理手順の設計と記述
14 コンピュータとネットワークの利用:ネットワークの構成要素,インターネットプロトコル
15 まとめ
教科書
授業資料をWebで配布する.
参考文献
「情報科学の基礎知識」 宮内・森本共著 朝倉書店
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するオンデマンド教材の部分を事前読み込み(20h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し、理解度確認テストを受ける(20h)講義内容に関連する情報処理技術者試験の試験問題を自習する(20h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
 コンピュータの動作原理、情報の表現、ハードウエア、ソフトウエアの基礎事項を理解しているものに,単位を授与する.

成績評価の方法
 中間試験40%,期末試験50%、理解度確認テスト10%を基準として採点する.

課題・試験結果の開示方法
理解度確認テストは、原則次の講義内で解説する。
中間試験については、全員に採点済み答案を返却するとともに、解答例の解説を行う。
期末試験については、希望者に採点済み答案を返却するとともに、解答例を授業サポートホームページに掲載する。

履修上の注意・履修要件
特になし
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。