教員名 : 日浦 慎作
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授業科目名
オペレーティングシステム
(英語名)
Operating System
科目区分
専門教育科目
−
対象学生
工学部
学年
3年
ナンバリングコード
HETBK3MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
日浦 慎作
所属
工学研究科・工学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標9/目標16
オフィスアワー・場所
6号館2階6203、メール等での事前予約が望ましい
連絡先
hiura@eng.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4〇/5〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
講義目的:
コンピュータハードウェアに情報処理システムとしての有効な機能を持たせるには一群のプログラムが必要であり、これらのプログラムの考え方は比較的普遍性の高いものである。この講義では、その中でも最も基本的なオペレーティングシステムについて、その概念や技法と、ハードウェアとの関係を理解させることが目的である。 到達目標: コンピュータシステムの中でオペレーティングシステムが占める役割とその動作について説明できる。オペレーティングシステムが、コンピュータハードウェアと密接に関係することを説明できる。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:割り込み、プロセス、スレッド、メモリ管理、相互排除、ファイルシステム、セキュリティ、ネットワーク
講義内容・授業計画
講義内容
オペレーティングシステムの基礎的概念である抽象化を中心に、各要素について講義する。 講義計画 1週目 オペレーティングシステムの概要と役割 2週目 CPUとI/Oの仕組み 3週目 I/Oデバイスと割込み処理 4週目 プロセスとメモリ配置 5週目 スレッドとプロセス 6週目 スケジューリング 7週目 相互排除と同期1(ソフトウェア実装) 8週目 相互排除と同期2(ハードウェア実装) 9週目 中間まとめ・理解度確認 10週目 メモリ管理と仮想記憶 11週目 ファイルシステム 12週目 セキュリティとアクセス制御 13週目 ネットワーク (経路制御,データ転送制御) 14週目 画面管理・グラフィックス 15週目 まとめ・ケーススタディ この科目ではパソコン・スマートフォン持ち込み不可の筆記試験により行い、それにより成績を評価するため、生成系AIは単位認定には直接関係しない。自習に利用することは制限しないが、生成系AIは必ずしも正しい回答を出力しないことに留意すること。 教科書
オペレーティングシステムの仕組み
朝倉書店 河野 健二 ISBN-10: 4254127057 ISBN-13: 978-4254127058 参考文献
なし
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業テキストの事前読み込み(20h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(20h)、演習問題解答(20h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
オペレーティングシステムの役割とその機能、実現方法に関する問いに適切に回答できたものに単位を授与する。 成績評価の方法 中間試験・期末試験の成績を元に評価する。 課題・試験結果の開示方法
成績確定後、問い合わせに対応する。
履修上の注意・履修要件
オペレーティングシステムに関する最新の情報はインターネットにより豊富に得られるので、補助資料として適宜、参照するとよい。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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