シラバス情報

授業科目名
力学Ⅰ演習
(英語名)
Exercises of Classical Mechanics Ⅰ
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
-
対象学生
工学部
学年
1年
ナンバリングコード
HETBK1MCA3
単位数
1単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
演習 (Seminar)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
比嘉 昌
所属
機械・材料工学科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
6504・随時
時間については,電⼦メール等で事前連絡が望ましい.
連絡先
higa@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4◎
研究科DP
全学DP
1-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
力学は物理学の基礎であり,数学と密接な関係がある.力学Ⅰ演習では,高校時に別の科目であった数学と物理について,本来の概念や定義を理解するために,静力学,物理量の微分,積分を中心に質点の力学について演習を行う.

【到達目標】
物理量の微分,積分の計算が出来ることおよびその物理的意味を説明できること.力と仕事,力学的エネルギー保存則,仕事とエネルギーの関係について,その定義を理解,説明でき,その応用計算が出来ること.
授業のサブタイトル・キーワード
【サブタイトル】
力学の基礎力を定着させる

【キーワード】
運動⽅程式,微積分,保存則
講義内容・授業計画
【講義内容】
機械・材料工学科では,力学が理解できないと2年次以降の科目の理解が難しくなるため,質点の力学についての完全な理解が求められる.本講義では,1年生の前期の科目であるので,これから行われる各種力学を履修する際に知識,計算力,応用力不足とならないように,力学の基礎を固めるための演習である.高校時のテキストの問題を例に取りながら,大学で必要とされる力学との橋渡しを行い,とくに微積分との関係や高校時,公式として暗記した式の物理的意味を習得するための演習を行う.プリントの演習問題を解く演習を行う.

【授業計画】
1.基本量,座標系,ベクトルの内積と外積
2.変位,速度,加速度
3.運動の法則
4.作用・反作用の法則
5.重力のもとでの運動
6.抵抗力を受ける運動
7.中間試験
8.等速円運動
9.単振動
10.相対座標系と見かけの力
11.仕事
12.運動エネルギーと位置エネルギー
13.力学的エネルギー保存の法則1
14.力学的エネルギー保存の法則2
15.力積と運動量
教科書
プリント配布
参考文献
わかりやすい理工系の力学,講談社
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】「力学1」のテキストや授業資料の事前読み込み(15 h)
【復習】授業時間内に解ききれなかった問題,追加課題の自習(15 h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
到達⽬標に記載の項⽬を理解している者に対して,その理解度に基づきS(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する.

【⽅法】
中間試験50点,期末試験50点を基準とする.
課題・試験結果の開示方法
中間試験は,翌週の講義内で解説し,得点を開⽰する.
期末試験は,全体的な講評をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って⽰す.Q&A機能での個別質問にも対応する.

履修上の注意・履修要件
全回出席をして演習をすること.なお,授業欠席の際は,診断書(コピー可),病院の領収書などの証明書の提出を求めることがある.

≪生成系AIの使用について注意事項≫
この授業においては,⽣成AIの利⽤について制限を設けない.
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。