シラバス情報

授業科目名
機械工作実習
(英語名)
Machine Shop Practice
科目区分
専門教育科目
対象学生
工学部
学年
1年
ナンバリングコード
HETBK1MCA5
単位数
1単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実習 (Practical Training)
開講時期
2024年度前期
担当教員
原田 泰典、土田 紀之、岡井 大祐、日下 正広、木村 真晃、山口 義幸、木村 文義、工作センター教職員
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標9
オフィスアワー・場所
実習終了時
連絡先
harada@eng.u-hyogo.ac.jp
mkimura@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
機械工作に関する基本的な方法を実際に体験・習得し,機械工作過程を把握した設計および製図を行う能力を身に付けるために役立てる.また,1年次に開講することにより,“ものづくり”の楽しさを知り,機械工学への勉学意欲を高める導入教育の意味も持たせる.

【達成目標】
機械工作課題のうち,「旋盤」,「フライス盤」,「溶接」,「手仕上げ」,および「組立仕上げ」の各テーマについて,基本的な工作方法を実際に体験・習得し,指定された工作物を完成する.また,この機械工作法を通して“ものづくり”の楽しさを知るとともに,“ものづくり”を担う機械工学への勉学意欲を高める.さらに,ものづくり概論等を通じて実際のものづくり技術について説明でき,機械設計製図Ⅰ,Ⅱ等と合わせて,機械工作過程を把握した設計および製図を行うことができる.
授業のサブタイトル・キーワード
【キーワード】旋盤,フライス盤,溶接,手仕上げ,組立仕上げ
講義内容・授業計画
【講義内容】
機械工作法の習得は機器の設計・製作を行う上で不可欠である.本実習においては,種々の専門科目の履修に先立ち,機械工作に関する基本的な工作法を実際に体験・習得する.1年次に開講することにより,“ものづくり”の楽しさを知り,機械工学への勉学意欲を高める役目も持たせる.

【授業計画】
2.25時間(1.5時限)×15回の実習を,5テーマ分各3時間(2時限)×10回+ものづくり概論2回+ガイダンス1回にて実施する.なお,安全に実習を行うために履修学生を各実習課題に合わせて班分けし,下記の全ての課題について実習課題を行い,機械工作法の基礎知識の習得する.
Ⅰ.ガイダンスおよび安全の注意点
Ⅱ.ものづくり概論1
Ⅲ.旋盤(2週)
Ⅳ.フライス盤(2週)
Ⅴ.溶接(2週)
Ⅵ.手仕上げ(2週)
Ⅶ.組立仕上げ(2週)
Ⅷ.ものづくり概論2

⽣成系AIの利⽤:⽣成系AIの利⽤については教員の指⽰に従うこと.⽣成系AIによる出⼒結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない.⽣成系AIによる出⼒をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない,⼜は認定を取り消すことがある.
教科書
ガイダンス時において工作センターにて作成した「機械工作実習」のテキストを配布する.
参考文献
必要な場合,別途配布する.
なお,附属図書館にある各テーマに関連する書籍なども参照すること.
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
レポートの作成.なお,完成度の高い内容で提出すること.
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない.
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
出席状況,実習態度,工作(物)完成,レポートにより評価する.S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価を行い,単位を付与する.

【成績評価の方法】
出席状況および実習態度20点,工作(物)完成50点,レポート30点の重みで合計して総合的に評価する.ただし,正当な理由なく欠席した日に該当する工作(物)完成の評価については評価しない.
課題・試験結果の開示方法
工作(物)の完成状況については,各実習課題のその時々において講評する.

履修上の注意・履修要件
  • 工作機械の操作が安全に行うことができる服装とすること.
  • 安全や工作機械の操作方法の説明を最初から聞くために遅刻しないこと.
  • やむを得ず欠席する場合には授業開始前までに連絡し,それが証明できる類の書類(例えば,診断書や病院の領収書)の原本を後日必ず提出のこと.ただし,これらがすべて揃っていても単位を取得できない場合がある.なお,これらの詳細については,ガイダンスにおいて説明する.
  • 実習終了後の授業時間外において報告書の作成や課題に取り組み,完成度を高めたレポートや課題を提出締切期限までに提出すること.なお,これらの遅延,再提出等は減点の対象であり,全てのレポー卜提出があってはじめて成績を評価すため,全レポート提出が確認できないと成績評価できない場合がある.


実践的教育
該当しない.
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。