シラバス情報

授業科目名
機械設計製図Ⅰ
(英語名)
Mechanical Design and Drawing I
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBK2MCA5
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実習 (Practical Training)
開講時期
2024年度前期
担当教員
荒木 望、岡井 大祐、伊東 篤志、田中 一平、松本 直浩、田中 芹奈
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
金曜16:00〜18:00・書写、各教員担当
(メールによる事前連絡が望ましい)
連絡先
araki@eng.u-hyogo.ac.jp(荒木)
matsumoto@eng.u-hyogo.ac.jp(松本)
okai@eng.u-hyogo.ac.jp(岡井)
tanaka@eng.u-hyogo.ac.jp(田中(一))
a_ito@eng.u-hyogo.ac.jp(伊東)

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4〇/6〇
研究科DP
全学DP
1-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
機械設計製図Ⅰでは、JIS に基づいた製図法の講義と製図演習を通じて、基礎的な機械図面を与えられた時間内に製図する能力を身につけることを目的とする。

【達成目標】
 1)所定の課題を含む基礎的な機械図面を、与えられた時間内に製図することができること、2)基礎的な機械図面から形状や下項に関する情報を読み取ることができること
授業のサブタイトル・キーワード
【キーワード】
機械製図法
講義内容・授業計画
【講義内容】
各種産業における生産設備や工業製品などの製作に際し、まず、対象物は図面として表される。製図は、製作に携わる者あるいは他の関係者に設計者の考え全てを伝える唯一の手段である。それ故、機械工学技術者にとって、図面が正確に読み書き出来る能力は必要不可欠である。機械設計製図Ⅰでは、JIS に基づいた製図法の解説と基礎的な機械部品の製図演習(一部の課題では独自の研究調査を含んでいる)を行うことにより機械製図法の基礎を修得し、また、独自の判断で機械設計製図を完成させる基礎的能力を身につけることを目的とする。
この科目は、機械工学で学ぶ工作実習の知識と合わせることで、ものづくりに直結した製造・製作過程を把握した設計・製図が行えるように位置づけられている。

【授業計画】
1.ガイダンス及び機械製図法の概説
2.製図の基礎(文字,線の記入法)
3.製図の基礎(投影法,三角法)
4.製図の基礎(3次元部品の2次元表現法)
5.製図の基礎(三面図から立体イメージへの変換)
6.図形の表し方(断面図)
7.寸法の記入法
8.中間課題演習
9.寸法公差、はめあいの表示法
10.幾何公差、表面粗さの表示法
11.主要な機械部品、部分の図示法
12.部品図と組立図
13〜15.全体課題演習
教科書
教科書:機械製図入門、林洋次 著、実教出版
参考文献
特になし
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
必要に応じて該当する教科書の項目を予習・復習すること。
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義目的・達成目標に記載する達成度に基づき,S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する.
【成績評価の方法】
毎回授業の製図演習図面の提出および中間・最終に総合演習を行う。出席および図面製作態度:20 点、課題演習における製作図面80 点の配点で、成績を評価する。
ただし,授業中に課した全ての課題が提出されていることを単位付与の条件とする。


課題・試験結果の開示方法
課題図面については、原則次の講義内で解説するとともに、よく描けていた例や間違いやすい項目を紹介する。


履修上の注意・履修要件
機械工作実習を履修・修得しておくことが望ましい。
本授業は作図を通じて製図法の基礎を身につけることを目的としており、図面が提出されなければ単位取得不可となるため、授業を休まないこと。
病欠などの理由で欠席する場合は事前(遅くとも当日の授業前まで)に必ず担当教員に届け出で,指示を仰ぐこと。
実践的教育
該当しない
備考
※本学の配付資料を参照してください。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。