シラバス情報

授業科目名
機械設計製図Ⅱ
(英語名)
Mechanical Design and Drawing II
科目区分
専門教育科目
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBK2MCA5
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実習 (Practical Training)
開講時期
2024年度後期
担当教員
河南 治、比嘉 昌、角田 祐輔
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
木曜日18:00〜19:00(C231室)(河南)
水曜日13:00〜14:30(6504室)(比嘉)

連絡先
kawanami@eng.u-hyogo.ac.jp(河南)
higa@eng.u-hyogo.ac.jp(比嘉)


対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目標
 機械設計製図Ⅱでは,材料力学,機械設計,機械工作等で学んだ専門知識を復習しながら,機械要素の設計・製図法が習得できることを目的とする.

達成目標
 機械要素の基礎的事項を理解し,各自に与えられた個別の設計課題に対して適切な設計案を導き出すことができ,またその設計案をJISに基づき正確に設計書および図面として期限内に作成できる.
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:機械部品の設計とCADの基本を学ぶ
キーワード:設計、作図、CAD
講義内容・授業計画
科目の位置付け,教育内容・方法
 あらゆる機械は基本部品である「機械要素」から構成されている.機械設計製図Ⅱでは,これまでに学んだJIS製図法の知識を基に,材料力学,機械設計,機械工作等で学んだ専門知識を用いて,機械要素に関する基礎知識を学ぶ.
 設計に必要な基礎的事項について説明した後,専門知識を復習し,各自へ与えられた個別の設計課題に対して,その専門知識を適用することで,設計・製図法を習得することを目指す.

授業計画
1.歯車の設計1
2.歯車の設計2
3.歯車製図
4.軸の設計
5.軸製図
6.歯車減速機の設計1
7.歯車減速機の設計2
8.歯車減速機の設計3
9.減速機製図
10.歯車減速機設計書の作成
11.部品の作成(CAD1)
12.部品の組み立て(CAD2)
13.図面の作成(CAD3)
14.歯車の製図(CAD4)
15.軸の製図(CAD5)

*講義では各自のPCを使用する.
教科書
教科書:,First Stageシリーズ 機械製図入門 林洋次監修 実教出版 (機械設計製図Ⅰのテキストと同じ).なお,以前の教科書(基礎シリーズ 最新機械製図 林洋次監修 実教出版)を持っている場合はそのまま使用しても良い.また,必要に応じてプリントを配布する.
参考文献
参考書:大西清 JISにもとづく標準製図法 理工学社
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
課外時間にレポートや図面の作成をすることがある。
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
到達目標に記載の項目を達成している者に対して、到達度(理解力、思考力)に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【方法】
講義中の課題である図面、設計書、およびCADデータの提出によって成績評価を行う。成績評価は全ての課題提出を期日までに提出した者に対して行う。
なお、病気などの特段の理由がある場合を除き、基本的に欠席は認めない。
課題・試験結果の開示方法
図面やCADファイルについては、講義中に教員が確認し、修正箇所などを指摘する。
レポートは、提出物に対し著しく内容が不足している場合は再提出となる。
ユニバーサルパスポートのQ&A機能にて個別質問などにも対応する。
履修上の注意・履修要件
力学Ⅰ・Ⅱ,機械設計製図Ⅰ,材料力学Ⅰ,機械工作を修得し,機械設計Ⅰ,材料力学Ⅱを受講していることが望ましい.
設計製図の教科書,材料力学の教科書,製図用具,電卓を必ず持参すること.また、CADを用いた授業ではパソコンが必要となる。
授業時間内に課題を完成できるように計画しているが,授業時間外も課題に取り組むことで締切を厳守し,課題の完成度を高めること.

≪授業欠席の注意≫
・診断書(原本)、診断書(コピー)、病院の領収書など、欠席理由がわかるものを提出すること.

≪生成系AIの使用についての注意事項≫
教員の許可があれば、学生はその指示範囲内でのみ使うことを可とします。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。