教員名 : 松本 直浩
|
授業科目名
機械設計Ⅱ
(英語名)
Machine Design II
科目区分
専門教育科目
−
対象学生
工学部
学年
3年
ナンバリングコード
HETBK3MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
松本 直浩
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
水曜日16:20〜18:00・C234室
連絡先
matsumoto@eng.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
5◎/4〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
機械を設計するためには,機械工学の幅広い分野の知識の活用が求められる.本講義では,機械を構成する基本的な機械要素の構造と機能を理解することで設計の基礎を習得する. 【到達目標】 軸,軸受,歯車,ベルトとチェーン,ばねなどの機械要素設計法の基礎的事項を説明できること,また各種機械要素の設計法が機械設計製図の課題へ応用できること. 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:機械要素、軸、軸受、歯車、ベルト、チェーン、ばね
講義内容・授業計画
【講義内容】
機械や装置を製作する際に使用する部品や要素,その選択法,設計手段(形状決定,強度計算,材料選択など)の基本を講義により理解させ,演習例題の解説により応用力を身に付けさせる.機械設計Ⅰでは機械の設計に関する基礎について学び,機械設計Ⅱではその応用として具体的な機械部品の設計に主眼を置く.機械設計Ⅱの講義内容は,軸,軸受,歯車,ベルトとチェーン,ばねなどである.授業時間内に適宜演習を行い,要素設計を具体的に習得できるようにするが,演習の時間が十分に取れないので,予め教科書の内容や章末の演習問題を自習しておく必要がある. 【授業計画】 1.軸1(軸の強さ,軸のこわさ) 2.軸2(軸継手,キーとピン) 3.軸受1(すべり軸受の設計) 4.軸受2(転がり軸受の設計) 5.ベルトとチェーン1(平ベルト伝動,Vベルト伝動) 6.ベルトとチェーン2(Vベルト伝動装置の設計) 7.ベルトとチェーン3(ローラチェーン伝動) 8.ブレーキ 9.前半のまとめ 10.歯車1(歯車の種類,歯形曲線,歯の干渉と切下げ,転位歯車) 11.歯車2(バックラッシ,平歯車の強さ) 12.歯車3(歯車列,歯車伝動装置) 13.ばね1(ばねの機能と用途,材料,種類) 14.ばね2(コイルばねの設計) 15.ばね3(板ばね,トーションバー) 定期試験 生成系AIの利用: この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を行うこと。 教科書
教科書:「機械設計法」,三田純義,朝比奈奎一,黒田孝春,山口健二,コロナ社
参考文献
図書館に機械設計に関する多数の参考図書がある.有効利用すること.
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストの部分を事前読み込み(30h)
【復習】演習課題のレポートの作成(15回、15h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキストを読み直し(15h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
軸,軸受,歯車,ベルトとチェーン,ばねなどの機械要素設計法の基礎的事項を理解し,説明できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する. 【成績評価の方法】 レポート課題20%,中間試験40%、期末試験40%で評価する. 課題・試験結果の開示方法
演習課題は、その次の講義内で解説する。
定期試験は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。 履修上の注意・履修要件
材料力学Ⅰ,材料力学Ⅱ,機械設計Ⅰ,機械工作を修得しておくことが望ましい.
関数電卓を持参すること. 実践的教育
該当しない
備考
※本学の配付資料を参照してください。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|