シラバス情報

授業科目名
非鉄金属材料学
(英語名)
Nonferrous Metallic Materials
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
工学部
学年
3年
ナンバリングコード
HETBA3MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
永瀬 丈嗣、足立 大樹、三浦 永理
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標9/目標12
オフィスアワー・場所
随時・C329室
連絡先
E-mail : t-nagase@eng.u-hyogo.ac.jp
TEL : 079-267-4903

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
4◎/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
現在使用されている代表的な非鉄金属材料として、銅・アルミニウム・マグネシウム・チタン・亜鉛・スズ・ニッケル・コバルト・貴金属元素・レアメタルおよびこれらを主成分とする各種合金に加え、現代社会に必要不可欠な各種の非鉄金属を取り上げ、製造プロセス、組織・構造および諸特性を講義する。また、これらの特性を利用した応用分野を紹介する。
【達成目標】
非鉄金属材料の材料組織学的な特徴、基本的な合金開発設計指針、および実用材料としての応用用途を説明できるようになる。持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、SDGs)を達成するために非鉄金属材料がどのように活用できるのかを提案できるようになる。


授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:産業と技術革新の基盤を支える非鉄金属材料の基礎を学ぶ
キーワード:構造材料,機能材料
講義内容・授業計画
【授業内容】
現在使用されている代表的な非鉄金属材料として、銅・アルミニウム・マグネシウム・チタン・亜鉛・スズ・ニッケル・コバルト・貴金属元素・レアメタルおよびこれらを主成分とする各種合金に加え、現代社会に必要不可欠な各種の非鉄金属材料を取り上げ、製造プロセス、組織・構造および諸特性を講義する。また、これらの特性を利用した応用分野に加え、可能な開発目標(Sustainable Development Goals、SDGs)を達成するために、非鉄金属材料がどのように活用できるのかなどを紹介する。
【授業計画】
 1. 金属材料の基礎  (教科書, page 1-7)
 2. 金属の凝固、回復・再結晶  (page 34-35, 62-69)
 3. アルミニウム:特徴と熱処理  (page 267-275)
 4. アルミニウム:展伸合金    (page 275-286)
 5. アルミニウム:鋳造合金   (page 286-292)
 6. マグネシウム   (page 294-302)
 7. チタン  (page 302-307)
 8. 銅:特徴  (page 308-312)
 9. 銅:合金  (page 312-327)
10. スズ、鉛、亜鉛  (page 328-336)
11. ニッケルと貴金属  (page 337-341)
12. 希少金属とレアメタル  (page 341-346)
13. 磁性材料  (page 234-250)
14. 鋼と非鉄金属元素  (page 177-250)
15. 鋳鉄と非鉄金属元素  (page 251-265)

※ 第1回目の講義に、講義全体の流れと授業の進め方について説明をします。
※ 授業の理解度を参考にしながら、適宜内容を変更して授業を進める可能性があります。
教科書
若い技術者のための機械・金属材料 第3版、丸善出版 、ISBN 978-4-621-30124-1
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業中の説明あるいはユニバーサルパスポートを通じて、事前に読み込む必要がある教科書の範囲を指定します。指定された範囲の教科書を事前に読み込んでください(20h)。
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために教科書を読み直してください(20h)。いくつかの授業では不定期にミニ演習を行います。授業中に回答できなかった部分は、授業以外の学習時間を使って回答できるようにしてください(20h)。
アクティブ・ラーニングの内容
採用しません。
成績評価の基準・方法
主に定期試験の得点(成績評価の重み:80%)により判断します。いくつかの授業では不定期にミニ演習を行います。ミニ演習の提出状況を成績評価の判断基準(成績評価の重み:最大で20%)として利用する場合があります。定期試験やミニ演習の到達度によっては、課題レポートの提出を求めることがあります(成績評価の重み:最大で20%)。詳細については、講義中に説明いたします。

課題・試験結果の開示方法
定期テストやミニ演習について、不明な部分があれば基本的にユニバーサルパスポート通じて個別に質問を受け付けます。受け付けた質問事項については、ユニバーサルパスポートを通じて、個別に回答いたします。電子メールあるいは教員居室に直接質問にきていただくことも可能です。

履修上の注意・履修要件
※教科書の利用 :講義は指定された教科書を中心に行います。定期テストでは指定された教科書の持ち込みを認めています。教科書を必ず持参して受講してください。
※パソコンの利用:特に無し。
※生成系AIの利用:この授業においては、生成AIの利用について制限を設けない。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。