シラバス情報

授業科目名
材料工学実験Ⅰ
(英語名)
Experiments of Materials Science I
科目区分
専門教育科目
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBK2MCA4
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実験 (Experiment)
開講時期
2024年度後期
担当教員
土田 紀之、部家 彰、三浦 永理、鈴木 隆史、伊東 篤志、全准教授・全助教
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標9
オフィスアワー・場所
各実験課題終了後に,担当教員に直接質問するか,ユニバーサルパスポートのQ&Aより質問等を受け付ける.
連絡先
代表教員:tsuchida@eng.u-hyogo.ac.jp
※各課題についての問い合わせは,担当教員に連絡するのが望ましい

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4◎/5◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
材料工学コースでは,金属材料,無機材料,生物関連材料など多岐にわたる材料を研究・開発し,それらの特性を詳細に調べる研究を行っている.材料工学実験Ⅰでは,1年次に実施した実験課題の知識・能力の向上に取り組み,材料に関する専門的な研究を行っていくために必要な基本知識である固体材料の物理的性質の理解と測定法の習得を目的とする.

【講義目標】
材料工学実験Iでは,安全かつ正確に実験を行うための基本操作と各種実験装置の取り扱いを学び,操作できるようにする.実験と演習を通じて材料工学の基礎を身につけることができる.
材料工学を学ぶ際に必要となる様々な物理的特性について,その原理と測定方法を習得し,実験課題毎の目的,実験方法,および結果と考察をレポートにて説明できる.
また,実験操作とデータ整理については,同じグループの仲間と協力して実施する.
授業のサブタイトル・キーワード
【サブタイトル】物理実験課題を通じて,材料特性の基礎を身につける材料工学実験I
【キーワード】物理特性,固体物理
講義内容・授業計画
講義内容

物理分野の基礎的な実験と演習を通じて,材料工学とものづくりの基礎となる技術と項目を習得する.自らもしくは複数名からなるグループで,それぞれの課題に取り組み,実験結果を整理することで,今後必要となる材料工学とものづくりの基盤を強化する.また,3年,4年次に必要となる様々な知識,実験操作をはじめ,実験結果の整理と解析,実験ノートとレポートの作成等の必須項目を実施例を元に教育する.

授業計画

1. 履修ガイダンス
2. 実験における安全講習
3. 金属材料の線膨張率測定(2回)
4. 金属材料のヤング率測定(2回)
5. 金属の電気抵抗の温度特性
6. 金属の比熱測定(2回)
7. 電解めっきによるNiの作製(2回) 
8. 材料工学基礎演習 
9. 固体物理演習
10. 工場見学

⽣成系AIの利⽤:⽣成系AIの利⽤については教員の指⽰に従うこと.⽣成系AIによる出⼒結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない.⽣成系AIによる出⼒をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない,⼜は認定を取り消すことがある.
教科書
材料工学実験Iテキストは,
・課題毎に,ユニバーサルパスポートにテキストファイルをアップする
・ルールやスケジュールも,同じくユニパにファイルをアップしますので,確認の上しっかりと対応お願いします
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】各実験課題に際して指示するテキストを事前読み込み
【復習】レポート作成,講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
すべての実験と演習を行い,所定の書式でレポートを作成することを課す.
レポートは提出期限までに必ず提出し,それぞれの実験結果と演習課題がまとめられているかで評価する.再提出の場合も,期限までに対応すること.
S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価を行い,単位を付与する.
課題・試験結果の開示方法
レポートについては,ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って,ポイントやコメントを返す.

履修上の注意・履修要件
欠席の際には,証明書(診断書の原本かコピー)の提出が必要である.
実験テキストを事前に熟読し,各実験で必要になる関数電卓やグラフ用紙などを準備.持参すること

実践的教育
該当しない
備考
実験に適した服装で実験にのぞむこと
工場見学については,中止することがある
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。