シラバス情報

授業科目名
材料工学実験Ⅲ
(英語名)
Experiments of Materials Science III
科目区分
専門教育科目
対象学生
工学部
学年
3年
ナンバリングコード
HETBK3MCA4
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実験 (Experiment)
開講時期
2024年度後期
担当教員
春山 雄一、山川 進二、土田 紀之、天野 壮、橋本 智、原田 哲男、鈴木 哲、中西 康次、大河内 拓雄、神田 一浩
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標9
オフィスアワー・場所
各実験課題終了後に,担当教員に直接質問するか,ユニバーサルパスポートのQ&Aより質問等を受け付ける.
連絡先
代表教員:haruyama@lasti.u-hyogo.ac.jp(春山), heya@eng.u-hyogo.ac.jp(部家)
※各課題についての問い合わせは,担当教員に連絡するのが望ましい

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/4◎/5◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
前期の授業シンクロトロン放射光工学で習得した放射光に関する基礎知識をもとに、実際に放射光を用いた実験課題に取り組み、放射光に関する知識の理解をさらに深め、実験課題に応用できる.
試料を取り扱い,ビームラインを操作し、放射光関連実験技術を適用できる。また、放射線、および物性科学についての基礎知識を目的とした演習を行い,その内容をレポートで説明できる。

到達目標
放射光の利用は、光源開発、分析、加工など幅広い分野があり、多くの切り口から放射光の利用に関して説明することができる.
放射光の発生原理から、放射光の利用法、産業利用などの放射光に関する総合的な知識を,レポートで表現することができる。
演習課題に関しては、これまでの実験を通して理論と実際の結果の相関を関係づけ、課題に対する解答を説明することができる.
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
講義内容
  ニュースバル放射光施設(ニュースバル)における実習をおこなうために、2回の放射線安全教育を行った後、ニュースバルにおける実験を行う。実験テーマは、大きく分けて、光源、加工、分析の3つに分けられ、各回それぞれの実験を行う。このほか、電気化学に関する実験や材料科学に関する演習を行う。
(注)ニュースバルの運転状況等で、実験および演習の順序が変更になることもあります。

授業計画
1.オリエンテーション、放射線安全教育I
2.放射線安全教育II
3−5.ニュースバルにおける実験I
6−8.ニュースバルにおける実験II
9−11.ニュースバルにおける実験III
12.X線回折および金属組織学に関する演習I
13.X線回折および金属組織学に関する演習II
14.X線回折および金属組織学に関する演習III
15.金属物理学演習

⽣成系AIの利⽤:⽣成系AIの利⽤については教員の指⽰に従うこと.⽣成系AIによる出⼒結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない.⽣成系AIによる出⼒をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない,⼜は認定を取り消すことがある.
教科書
材料工学実験IIIテキストは,
・課題毎に,ユニパにテキストと資料ファイルをアップする予定
・ルールやスケジュールも,同じくユニパにファイルをアップしますので,確認の上しっかりと対応お願いします

参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】各実験課題に際して指示するテキストを事前読み込み
【復習】レポート作成,講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し
アクティブ・ラーニングの内容
実験課題では,グループワークを取り入れる
成績評価の基準・方法
すべての実験と演習を行い,所定の書式でレポートを作成することを課す.
レポートは提出期限までに必ず提出し,それぞれの実験結果と演習課題がまとめられているかで評価する.再提出の場合も,期限までに対応すること.
S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価を行い,単位を付与する.
課題・試験結果の開示方法
レポートについては,ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って,ポイントやコメントを返す.

履修上の注意・履修要件
前期の授業・シンクロトロン放射光工学を履修していることが望ましい。
授業欠席の際の証明書:診断書(コピー可)
材料工学実験IおよびIIの単位を取得済みであること(もしくは,どちらも履修したことがあること).


実践的教育
該当しない
備考
3〜5、6〜8、9〜11に相当するニュースバルにおける実験は、それぞれ2〜4回分の実験を予定しており,高度産業科学技術研究所の教授(神田一浩、鈴木哲,大河内拓雄,原田哲男)も担当する。講義中に指示するが、10-12月中を予定している。ニュースバルにおける実験はバスで移動を行う。
本実験履修者は,4月に実施する放射線従事者健康診断を受ける必要がある.詳細は,担当者よりユニバーサルパスポートにて連絡する予定である.
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。