シラバス情報

授業科目名
基礎物理学Ⅲ
(英語名)
Fundamental physics III
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)/教職課程科目
対象学生
工学部
学年
カリキュラムにより異なります。
ナンバリングコード
HETBO2MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
松田 聡、菊池 丈幸
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
松田 随時(事前連絡が望ましい),C528研究室
菊池 随時(事前連絡が望ましい),C534研究室
連絡先
smatsuda@eng.u-hyogo.ac.jp
kikuchi@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
4◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力

講義目的・到達目標
講義目的
 物理学は工学系の科目を学習する上で基礎となる重要な学問である。これ以後の講義だけでなく,就職してからの仕事にも役に立つことが多い。基礎物理学Ⅲでは,基礎となる数学と絡めながら振動・波動・電磁波を中心に物理の現象および法則を理解することを目的とする.
到達目標
 振動・波動・光・電磁気などの物理の諸問題について,概念と基本法則,数学的知識を活用して問題を解くことができる.
授業のサブタイトル・キーワード
振動・波動論
講義内容・授業計画
講義内容
数学的手法を用いて物理の現象を解説する。また、講義中に演習問題を解くことにより、理解を深める。
授業計画
1.物理学のための数学1(座標系,微分,積分)
2.物理学のための数学2(ベクトル解析)
3.単振動
4.強制振動
5.減衰
6.波の性質
7.波動方程式
8.音波
9.中間試験
10.光1
11.光2
12.電磁気演習
13.マクスウェルの電磁方程式
14.電磁波
15.マクスウェル方程式の微分形

【生成系AIの利用について】
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと.本講義の課題レポート作成においては,AIを活用する意義は無いが,事前・事後学習に当たっては,補助的に生成系AIを使用しても良い.ただし,生成系AIの出力した内容について,事実関係の確認や出典・参考文献を確認することが重要である.


教科書
末廣一彦他著,レベル別に学べる物理学Ⅰ,Ⅱ,丸善出版

参考文献
「サーウェイ 基礎物理学 Ⅰ. 力学」 東京化学同人
「サーウェイ 基礎物理学 Ⅱ. 電磁気学」 東京化学同人
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み(15h)
【復習】レポート作成(1回、15h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
該当しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
振動・波動の基礎を理解し、課題を解くことができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
中間試験50点,期末試験50点
課題・試験結果の開示方法
小テストは、原則次の講義内で解説する。
定期試験は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。

履修上の注意・履修要件
・基礎物理学Ⅰ・Ⅱを修得しておくことが望ましい.
・計算問題を解く場合もあるので,関数電卓を持参すること.


実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。