シラバス情報

授業科目名
学生実験Ⅰ
(英語名)
Experiments of Materials Scienceand Chemistry Ⅰ
科目区分
専門教育科目/教職課程科目
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBO2MCA4
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実験 (Experiment)
開講時期
2024年度前期
担当教員
鈴木 航、中村 光伸、西田 純一、山本 宏明、福室 直樹、稲本 純一、松本 歩、田口 翔悟、菊池 丈幸、松田 聡、新船 幸二、飯村 健次、柿部 剛史
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
代表:C534室,必ず事前連絡をして下さい.実験の全般に係ることに対応します.

各担当教員に個別に質問や連絡がある場合にはテキストにある連絡先、メールアドレス等によりコンタクトしてください.メールによる事前連絡が望ましい.
連絡先
代表
kikuchi@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
6◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力/目標2:教え、寄り添う力/目標3:協働する力

講義目的・到達目標
講義目的
 学生が主体となり,様々な物理現象を簡単な実験を通じて確認することで,基礎的な物理実験技術と物理学的な考え方や概念への理解を深める。また自身が実験で得られた様々なデータや観測結果の整理法,単位や有効数字の重要性を理解し,習得することを目的とする.
到達目標
・それぞれの実験目的や関連する基礎知識をあらかじめ理解した上で,実験テキストに沿って実験を行い,様々な実験装置が操作できるようになる。
・自身が実験によって得た結果を,事前に学んだ基礎知識と関連付けて物理学的に考察することで,実験を通じて観測した物理現象を説明できるようになる。
・学生自身が実験レポートの作成を行うことで,実験データや観測結果の整理法,数値データの統計学的な取扱い,単位系や有効数字および図表の作成法を適用できるようになる。
授業のサブタイトル・キーワード
力学,電磁気学,熱,光・波

講義内容・授業計画
講義内容
 物理学実験では,力学,電磁気学,熱,光・波の4分野の様々な物理現象について,それぞれ2回の実験と1回の演習を行い,その物理現象や概念,法則性について理解を深め,基礎的な計測機器の取扱いを修得するとともに,科学的方法論を学ぶ.

授業計画
1.履修ガイダンス・データ解析(有効数字・誤差・確率関数)
2.実験1(重力加速度の測定)
3.実験2(回転運動の基礎)
4.演習A(作用反作用の法則と運動量保存)
5.実験3(電気抵抗の温度依存性の測定)
6.実験4(ホール効果に関する実験)
7.演習B(電磁気学)
8.実験5(金属の熱容量測定)
9.実験6(金属の線膨張率測定)
10.演習C(熱力学)
11.実験7(光の回折)
12.実験8(波の観察)
13.演習D(光・波)
14.レポート講評1
15.レポート講評2

※定期試験は実施しない
※この科目は、教職課程 理科(中一種免、高一種免)の必修科目(科目区分・物理学実験)です。
※パソコンの利用:テキストに指示する(使用を制限することはありませんので,毎回使っても構いません)
※生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと.実験レポートの作成や事前・事後学習に当たり,補助的に生成系AIを使用しても良い.ただし,生成系AIの出力した内容について,事実関係の確認や出典・参考文献を必ず確認し,生成系AIによる出力を検証したうえで,必要事項を追記しなければならない.生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は,減点またはレポートの再提出となることがある.
教科書
応用化学工学科 学生実験Ⅰ・ 物理学実験テキスト (大学生協で入手し履修ガイダンスに必ず持参すること.)
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際してテキストの当該実験部分を事前読み込み(13回, 計6.5h)
【復習】レポート作成、実験内容の理解を深め定着させるためにレポート作成時にテキストを読み直し(13回, 計6.5h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
・すべての実験を自身で行い,所定の書式での実験レポート作成ならびに提出を課す.
・物理学の法則を正しく理解した上で実際の実験結果に適用でき,かつ論理的・簡潔にレポートにまとめることができる者に単位を授与する。
・出席状況ならびにレポートの完成度に応じてSからDまでの評価を与える。
 S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上),D(59点以下)
成績評価の方法
・各回のレポート課題の合計(100%)を基準として受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する
課題・試験結果の開示方法
レポートに対し,ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使ってコメントや講評を返す

履修上の注意・履修要件
実験テキストを事前に熟読し,各実験・演習で必要になる関数電卓やグラフ用紙などを準備・持参すること.
病欠の場合は事前に教員に連絡し、後日、病院の診断書や領収書などを提出すること。


実践的教育
該当しない
備考
保護めがね,名札(化学実験で使用したもの)ならびに実験ノートを必ず持参すること.実験に適した服装,履き物の着用を義務付ける.詳細は第1回ガイダンスにて指示する.
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。