教員名 : 西田 純一
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授業科目名
学生実験Ⅲ
(英語名)
Experiments of MaterialsScience and Chemistry III
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
工学部
学年
3年
ナンバリングコード
HETBO3MCA4
単位数
4単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実験 (Experiment)
開講時期
2024年度前期
担当教員
西田 純一、中村 光伸、遊佐 真一、高田 忠雄、近藤 瑞穂、町田 幸大、嶺重 温、稲本 純一、鈴木 航、石澤 秀紘、潘 振華、応用化学コース全准教授・全助教
所属
工学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
C627 随時
事前に連絡することが望ましい 連絡先
jnishida@eng.u-hyogo.ac.jp
079-267-4888 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
6◎
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
目的: 学生実験Ⅲでは、化学実験、学生実験I〜IIで習得した基本操作を基にして、さらに複雑な構造を有する有機化合物、無機化合物や高分子・生体材料の合成、それらの解析方法を習得する。
到達目標: 設定された実験計画を的確に実施することができ、さらに各研究テーマに課されている課題に深い考察を以って対応できること。 単なる実験技術の習得ではなく、得られた結果を正確に分析し、応用的発想力によって結果を論理的に説明できること。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】
4年次の卒業研究で必要となる様々な知識及び実験操作のうち、有機合成、無機錯体合成と高分子・生体材料合成、それらの機器解析を中心に実験テーマを設定している。特に得られた物質の分光機器を用いた分析法や回折法を用いた構造解析手法の習得や電気化学測定から得られるデータ解釈の手法を身につける。 【授業計画】 1.ガイダンス 2.環境中からの有用微生物資源の分離と確認(1) 3.環境中からの有用微生物資源の分離と確認(2) 4.スペクトル測定(1)(芳香族化合物の紫外・可視吸収スペクトル) 5.スペクトル測定(2)(芳香族化合物の蛍光スペクトル) 6.ラジカル重合による高分子の合成と加水分解 7.縮合重合と電解重合による高分子の合成 8.ジベンザルアセトンの合成 9.Diels-Alder 反応を利用した1, 4-ジヒドロキシトリプチセンの合成 10.遺伝子操作基礎実験 11.平衡電気化学に関する実験 12.反応速度 13.SciFinder nを用いた化学情報検索・化学反応検索 14.課題、演習PCは13回目で使用予定 15.レポート 講評 【生成AIについて】 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。実験レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い。 しかし、生成系AIによる出力結果をそのままレポートとして提出してはいけない。出力結果については、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが必要である。 生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は、レポートの再提出を求めることがある。 教科書
学生実験Ⅲ 実験書 (オンラインで配布予定)
参考文献
「実験を安全に行うために」化学同人、「続・実験を安全に行うために」化学同人、「化学のレポートと論文の書き方」化学同人
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストの部分を事前読み込み(15h)、実験実施のためのノート作成(5h)
【復習】レポート作成(30h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(10h) アクティブ・ラーニングの内容
実施しない
成績評価の基準・方法
すべての実験を行い、所定の書式でレポートを作成することを課す。レポートにそれぞれの実験結果が論理的にまとめられているかで評価する。
実験の結果だけでなく観察内容や考察,課題の達成度に応じてS(90点以上),A(80 点以上),B(70 点以上),C(60 点以上)による成績評価を行い、 全実験の採点結果の平均を以って単位を付与する。 課題・試験結果の開示方法
レポートには、コメントなどを返却する(各実験担当者から説明がある)。
履修上の注意・履修要件
詳細については、学生実験Ⅲ 実験書に記載されている。
実践的教育
該当しない
備考
白衣、保護めがね、名札、関数電卓を必ず持参すること。実験に適した服装、履き物の着用を義務付ける。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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