教員名 : 町田 幸大
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授業科目名
学生実験Ⅱ
(英語名)
Experiments of Materials Scienceand Chemistry Ⅱ
科目区分
専門教育科目
ー
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBO2MCA4
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実験 (Experiment)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
町田 幸大、中村 光伸、遊佐 真一、高田 忠雄、近藤 瑞穂、西田 純一、稲本 純一、鈴木 航、石澤 秀紘、潘 振華、応用化学コース全准教授・全講師・全助教
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
平日9:00-17:00・C602(事前にメール連絡することが望ましい)
連絡先
代表者、町田:machida@eng.u-hyogo.ac.jp
各実験を担当する教員の連絡先はテキストに記載 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
6◎
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
目標3:協働する力
講義目的・到達目標
講義目的:簡単な有機化合物の合成法や生化学的なモデル反応、溶液中のイオンの取り扱い及び基礎的電気化学、固体物質の物性や構造の解析法など、応用化学コースで取り扱うテーマの基本操作を取り上げ、これらの操作を実施できることを目的とする。
到達目標:それぞれの実験目的や関連する基礎知識を予習したうえで、実験テキストに沿って実験を行い、様々な実験器具、装置の使い方について操作する。また、実験によって得られた結果を予習した基礎知識と関連付けて化学的観点から考察したことを応用することで、化学反応、物性や構造を予測する。また、実験レポートの作成を行うことで、論理的なまとめ方、実験結果の整理法、データの統計学的な取り扱い、図表の作成法について記述・表現できることを目標とする。 授業のサブタイトル・キーワード
なし
講義内容・授業計画
【講義内容】
2年次までの講義で履修する有機化学、生化学、物理化学の内容から合成、反応、解析法等についていくつかを取り上げ、化学実験、物理学実験で学んだ基礎的操作を元にしてこれらを実際に行いレポートにまとめることによってより理解を深める。 【授業計画】 1. 履修ガイダンス 2. 安全講習 3. 有機化合物の溶解性分類 4. メタノールの蒸留 5. 薄層クロマトグラフィーによる光合成色素の分離 6. アルコール発酵能の測定 7. 酢酸エチルの合成 8. アセチルサリチル酸(アスピリン)の合成 9. メチルオレンジの合成 10. 比色法によるタンパク質の定量 11. クロミック錯体の合成Ⅰ 12. クロミック錯体の合成Ⅱ 13. 陰イオンクロマトグラフィー 14. 凝固点降下に関する実験 15. レポートの講評 【生成AIについて】 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。実験レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い。 しかし、生成系AIによる出力結果をそのままレポートとして提出してはいけない。出力結果については、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが必要である。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は、レポートの再提出を求めることがある。 教科書
応用化学コース学生実験IIテキスト (オンラインで配布する予定)
参考文献
「実験を安全に行うために」化学同人、「続・実験を安全に行うために」化学同人、「化学のレポートと論文の書き方」化学同人
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み(15h)
【復習】レポート作成(11回、6h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(15h) アクティブ・ラーニングの内容
該当しない
成績評価の基準・方法
成績評価の基準:応用化学コースで取り扱うテーマを理解し、実験の基本操作を実施した者に単位を授与する。
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまで成績を与える。 成績評価の方法:すべての実験を行い、所定の書式でレポートを作成することを課す。レポートにそれぞれの実験結果が論理的にまとめられており、化学的な考察が記述されているか総合的に評価する。 具体的には、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 課題・試験結果の開示方法
レポートは、コメントを付して返却する予定。
履修上の注意・履修要件
詳細は応用化学コース学生実験IIテキスト に記載されている。
テキストを事前に熟読し、各実験で特に必要になる関数電卓やグラフ用紙などを準備・持参すること。 実践的教育
該当しない
備考
白衣、保護めがね、名札を必ず持参すること。実験に適した服装(白衣、保護メガネ)、履き物の着用を義務付ける。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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