教員名 : 町田 幸大
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授業科目名
遺伝子工学
(英語名)
Genetic engineering
科目区分
専門教育科目
ー
対象学生
工学部
学年
3年
ナンバリングコード
HETBO3MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
町田 幸大
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
平日9:00-17:00・C602(事前にメール連絡することが望ましい)
連絡先
machida@eng.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
7◎
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】遺伝子工学とは、DNAの特定の配列を自在に改変し創出した人工的な遺伝子配列から、自然界には存在しない新規のタンパク質を合成する応用学問分野である。本講義では、遺伝子工学の基礎となる分子生物学のセントラルドグマ(DNA→RNA→タンパク質)に対する理解を深めると共に、遺伝子工学の概念やそれを取り巻く課題について論究する。
【達成目標】 1)細胞内で生じる遺伝情報の流れの全体像を説明できるようになること、2)遺伝子工学を利用する上でのメリットとデメリットを説明できるようになることである。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】本講義では前半に生命の基本原理であるセントラルドグマ(DNA→RNA→タンパク質)について構成分子から詳説し、後半はそれらを利用したバイオテクノロジーについて具体的事例を通して検証を加えながら、その問題点や解決の方法を講述する。
【授業計画】 1.ガイダンス(本講義の進め方と成績評価について説明する) 2.核酸(ヴォート生化学 第5版, 3章) 3.DNA複製、修復(ヴォート生化学 第5版, 25章) 4.DNA修復、組換え(ヴォート生化学 第5版, 25章) 5.転写とRNAプロセシング(ヴォート生化学 第5版, 26章) 6.中間テスト1(ここまでの到達度の確認):中間テストの解説と要点の確認 7.タンパク質の翻訳(ヴォート生化学 第5版, 27章) 8.タンパク質の膜輸送(ヴォート生化学 第5版, 10章) 9.タンパク質と生体膜(ヴォート生化学 第5版, 9章) 10.遺伝子発現調製(ヴォート生化学 第5版, 28章) 11.中間テスト2(ここまでの到達度の確認):中間テストの解説と要点の確認 12.組換えDNA技術 13.有用タンパク質発現のための培養細胞関連技術 14.バイオテクノロジーの最前線 15.総復習 16.期末テスト 【生成AIについて】 この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。 教科書
「ヴォート基礎生化学 第5版」VOET 他著 田宮信雄 他訳(東京化学同人)
参考文献
なし
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する教科書の範囲を事前読み込み(30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために教科書の範囲を読み直し(30h) アクティブ・ラーニングの内容
該当しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】講義目的・達成目標に記載した内容の達成度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)とする。
【成績評価の方法】中間テスト1、中間テスト2、期末テストの総合点数を基準として評価する。ただし、3分の2以上出席しなければ学修到達目標を達成していないと判断し、評価を行わない。 課題・試験結果の開示方法
中間テストの回答を次回の講義の冒頭に解説する。
履修上の注意・履修要件
授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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