シラバス情報

授業科目名
高分子化学Ⅰ
(英語名)
Polymer Chemistry I
科目区分
専門教育科目
高分子化学Ⅰ
対象学生
工学部
学年
2年
ナンバリングコード
HETBO2MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
遊佐 真一
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時(事前に連絡することが望ましい)
C634
連絡先
遊佐真一
E-mail: yusa@eng.u-hyogo.ac.jp
Tel: 079-267-4954

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
4〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
1年次までに学んだ有機化学は低分子の合成や特性を扱った。高分子とは何であろうか?身の回りには種々の高分子があふれており、生命体も高分子から形成されている。本講義では、有機化学の知識をもとに、様々な高分子の合成方法に関して、最新の合成方法を交えながら高分子に関する一般的な合成方法の習得を目的とする。

【到達目標】
1)高分子の基礎理論を修得すること、2)高分子の現状を把握し、分析できるようになる。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】
有機化学の理解をもとに、身近に多く存在する高分子化合物とはどのようなものなのか、どのようにして合成されているのかを学ぶ。
高分子化合物の構造を例にし、それぞれの合成方法に関して、有機化学的な見地から演習を交えながら理解する。

【授業計画】
1. 高分子とは
2. 高分子合成
3. ラジカル重合
4. ラジカル重合2
5. ラジカル重合3
6. 共重合
7. 中間試験
8. イオン重合
9. カチオン重合
10. アニオン重合
11. 配位重合
12. 重縮合
13. 重縮合2
14. 重付加
15. 高分子反応
定期試験

学習効果は定期試験およびレポートで評価を行う。
達成目的を十分に理解して身に付けることにより単位を取得できる。
※パソコンの利用:毎回のレポート作成に使用予定。

【生成系AIの利用について】
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。
生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。
教科書
新高分子化学序論(化学同人)
参考文献
三訂 高分子化学入門、NTS出版、蒲池幹治
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト教材の部分を事前読み込み(15h)

【復習】レポート作成(15回、45h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
高分子化学を理解し、その応用が者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
定期試験(90%)およびレポート(10%)基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。



課題・試験結果の開示方法
レポートは、それぞれにコメントを付して返す。


履修上の注意・履修要件
授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
本講義は姫路工学キャンパスで開講する。また、本講義は原則対面で実施する予定であるが、状況によってはZoom等を利用したオンライン授業とする可能性がある。履修者は,自宅等でオンライン授業の受講ができる環境(PCやWi-Fi環境)を整えておくこと。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。