シラバス情報

授業科目名
粉粒体工学
(英語名)
Powder technology
科目区分
専門教育科目/教職課程科目
-
対象学生
工学部
学年
3年
ナンバリングコード
HETBO3MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
飯村 健次
所属
応用化学工学科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
月曜18:00 C532室
連絡先
iimura@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2◎/4◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力

講義目的・到達目標
講義目的:
食品、医薬品、化学工業、窯業など様々な産業分野で固体、特に粉体が多く用いられている。粉体は固体や流体とは性質が異なるため、その測定や、装置設計、操作も独特な特徴を持つ。
この講義では、学生が固体・粉体を取り扱う際や粒子を製造する際に基本となる物性に関して工学的知識を身につけることを目的とする。

到達目標:
・身の回りにある製品が“なぜ”粉体を利用し、その粉体を“どのように”製造するかを説明できる
・個々の粒子の物性に関する基礎的知識を説明できる
・粒子の集合体である粉体の物性に関する基礎知識を説明できる
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
講義内容:
粉体工学の目的や対象、基礎物性、粒子作製法、粒子の運動、力学、粉粒体装置や輸送まで幅広い内容の講義を行なう。

授業計画:
1.粉体工学とは
2.粉体製品、粉体の特徴
3.粒子物性 粒子径
4.粒子径分布
5.粒子形状
6.場の中の粒子運動  重力沈降、遠心沈降
7.粒子群の特性 充填構造法
8.粉粒体層の力学・粉体流動性の評価
9.粉粒体層の透過流動 流動層 空気輸送
10.分離効率、機械的分離操作、集塵
11.粉体の生成  粉砕
12.成長法、造粒
13.演習Ⅰ
14.演習Ⅱ
15.演習Ⅲ
  期末試験
教科書
椿淳一郎,鈴木直隆,神田良照共著:「入門・粒子・粉体工学」,日刊工業新聞社
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して事前配布資料を事前読み込み(15回, 計30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるため配布資料を読み直し(15回,計30h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
・講義目的ならびに到達目標に記載する能⼒(知識・技能、思考⼒、判断⼒等)の到達度に応じて成績を与える。
・個々の粒子物性の基礎ならびに粉体の物性の基礎を正しく理解しているかを定期試験で問う
・レポートの完成度ならびに中間試験・定期試験の得点に応じてSからDまでの評価を与える
S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上),D(59点以下)
成績評価の方法
期末試験100%を基準とし評価する。


課題・試験結果の開示方法
試験結果に対して問い合わせがあれば,個別に採点結果を開⽰し説明を⾏う。
履修上の注意・履修要件
特になし

実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。