シラバス情報

授業科目名
ナノ電子材料
(英語名)
Electronic Nano -Materials
科目区分
電気物性工学、電子情報工学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETMA5MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
本多 信一
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時・B棟4階411号室
連絡先
s-honda@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的:
次世代のエレクトロニクスを切り拓く材料としてナノカーボン材料が期待されている。
本講義では、代表的なナノカーボン材料であるカーボンナノチューブを中心に、
その構造および電子物性について解説する。
また、ナノカーボン材料の作製技術や評価技術、さらに、その応用についても言及する。

到達目標:
ナノカーボン材料の構造と電子物性、さらに分析手法について説明ができる。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
1. メゾスコピック系の電子物性Ⅰ
2. メゾスコピック系の電子物性Ⅱ
3. メゾスコピック系の電子物性Ⅲ、演習
4. メゾスコピック系の電子物性と分析手法Ⅰ
5. メゾスコピック系の電子物性と分析手法Ⅱ
6. メゾスコピック系の電子物性と分析手法Ⅲ
7. メゾスコピック系の電子物性と分析手法Ⅳ、演習
8. フラーレンの構造と電子物性
9. グラフェンの構造と電子物性Ⅰ
10.グラフェンの構造と電子物性Ⅱ
11. カーボンナノチューブの構造と電子物性Ⅰ
12. カーボンナノチューブの構造と電子物性Ⅱ
13. カーボンナノチューブの構造と電子物性Ⅲ
14. ナノカーボン材料の応用Ⅰ
15. ナノカーボン材料の応用Ⅱ、演習

レポート等の作成に生成系AIを用いないこと。
教科書
資料配布
参考文献
「カーボンナノチューブの基礎と応用」(齋藤理一郎、篠原久典 著 培風館),
「フラーレンの化学と物理」(篠原久典、齋藤弥八 著 名古屋大学出版会)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する資料の部分を事前読み込み(15h)
【復習】レポート課題作成(3回、15h)、講義内容の理解を深め定着させるために資料を読み直し(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
講義中に学生に演習問題の解答例をプレゼンテーションしてもらう等、能動的な学習を進める。
成績評価の基準・方法
主要項目についてレポートを課す。レポート(100)で評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポート課題については講義中またははユニバーサルパスポートを利用して講評を示す。

履修上の注意・履修要件
電子物性論、量子力学を履修していることが望ましい。


実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。