教員名 : 榎原 晃
|
授業科目名
テラヘルツ波工学
(英語名)
テラヘルツ波工学
科目区分
ー
電子情報工学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETMN5MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
榎原 晃、有川 敬
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時(要事前連絡)
連絡先
arikawa@eng.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
1◎/2◎/3◎
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
次世代の超高速無線通信や高機能センシングを実現するためには、テラヘルツ波の利用が不可欠である。 本講義ではテラヘルツ技術の基礎から応用までを幅広く理解することを目的とする。 【到達目標】 ・テラヘルツ波の発生、検出、制御技術や分光技術を説明できる。 ・テラヘルツ波の特性とその応用技術について説明できる。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では電磁気学、半導体物性、電気回路などの知識をベースに、テラヘルツ波の発生・検出・制御技術や分光技術について解説する。また、テラヘルツ波の特性を生かした様々な応用から、最新の研究動向までを紹介する。 【授業計画】 1. ガイダンス:講義の目的と概要 2. テラヘルツ波の発生方法I 3. テラヘルツ波の発生方法II 4. テラヘルツ波の検出方法I 5. テラヘルツ波の検出方法II 6. テラヘルツ分光技術I 7. テラヘルツ分光技術II 8. テラヘルツ波の制御方法 9. テラヘルツ波の応用:物性評価 10. テラヘルツ波の応用:センシング、イメージング 11. テラヘルツ波の応用:セキュリティ、非破壊検査 12. テラヘルツ波の応用:バイオメディカル分野 13. テラヘルツ波の応用:無線通信I 14. テラヘルツ波の応用:無線通信II 15. テラヘルツ波に関する最新の研究動向 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。 教科書
随時資料を配布する。
参考文献
「テラヘルツ技術」(斗内政吉 監修、テラヘルツテクノロジー動向調査専門委員会 編 オーム社)
「テラヘルツ波新産業」(斗内政吉 監修 シーエムシー出版) 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】配布資料の事前読み込み(15 h)
【復習】レポート作成(14回、15h)、講義内容の復習(30 h) アクティブ・ラーニングの内容
該当しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
テラヘルツ波の発生・検出・制御技術や分光技術、応用技術を理解・説明できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 レポート50%、定期試験50%の合計にて評価する。 課題・試験結果の開示方法
レポートは優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。
定期試験は授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。 履修上の注意・履修要件
履修に当たっては、学部科目の「フォトニクス工学」、「基礎電子物理」、「電気回路Ⅰ」の単位を取得していることが望ましい。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|