シラバス情報

授業科目名
信号処理論
(英語名)
Signal Processing
科目区分
選択
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETMN5MCA1
単位数
2単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Spring semester)
担当教員
森本 雅和
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
金曜5限・6207室
連絡先
morimoto@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
5◎/3〇/4〇
全学DP
1-2◎/1-1〇/4-2〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的:画像や音声をはじめ,各種センサで取得したデータを処理する場合,その理論体系はディジタル信号処理を基礎として構築されている。本講義ではこれらの基礎理論がどのように実際に使われているか詳しく解説するとともに,演習を通じて理解を深める.
到達目標:
・実際の信号についてフーリエ変換を用いて周波数特性を解析できる
・時系列データについて周期性の解析や将来の変化を推定できる
・深層学習を用いた音声・画像・映像信号のクラス分類ができる
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
講義内容:基本的なディジタル信号処理技術について,Pythonによるプログラミング等を通じて理解を深める.学んだ知識をPythonプログラムとして実装する際に生成AIを利用することを妨げないが,生成AIによって作成されたソースコードを利用する場合,意図に沿った正しいプログラムであることを十分に確認すること.
授業計画:
1.概論
2.Python入門
3.音声信号処理の基礎
4.フーリエ変換
5.窓関数
6.ディジタル信号の周波数解析
7.デジタルフィルタ(FIR,IIR)
8.時系列信号解析
9.時系列データ推定
10.画像のフィルタリング
11.画像の二値化と輪郭抽出
12.機械学習の基礎
13.回帰分析
14.クラス分類
15.まとめ
教科書
適宜資料をWeb配布する.
参考文献
Willi Richert, Luis Pedro Coelho著,「実践機械学習システム」,オライリージャパン
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する講義資料を事前読み込み、サンプルプログラムの実行(15h)
【復習】レポート作成(3回、30h)、講義内容の理解を深め定着させるために講義資料を読み直し(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
3回の課題レポートにより評価する.
課題・試験結果の開示方法
レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。

履修上の注意・履修要件
学部の講義「デジタル信号処理」を修得しておくことが望ましい
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。